2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『さくらの唄 上 下』安達哲 

『キラキラ!』と同じ作者なんですよね。いやー素晴らしい名作です。 やはり高校時代はいじめられて暗くないと! 女性に対して憧れと幻滅を体験しないと!!そういう体験って必要です。 まあ女性も男性に対して憧れと幻滅を繰り返しているから。…ことはあまりな…

水は澄み 限りなく優しく刺激的

最寄りのTSUTAYAにSPANK HAPPYがなかった 今なら大好きなあの人の顔にパイを投げられる しかも2/5の『ラマン』はR15でもなんでもないのですね。 会社の人とでも観に行けそうな『ラマン』なんて…。トモロヲに期待! 朝会社に到着するやいなや横にY氏が駆け寄っ…

『花図鑑』清原なつの

清原なつの氏は最近あまり見ないです。 りぼん時代のSFもとても好きですが、 お父さんがスーパーマンみたいな話からみてないです…。吉野朔美を好きな人は割と居るのに、清原なつの氏のことは皆隠すようでした。 男性ファンは多いのかもしれません。「愛と性…

ブーケ投げられたら幸せになるか

結婚式でブーケ投げつけられましたので。 「アンタ以外、皆結婚してんだからアンタが来なきゃブーケが地に落ちるのよ」という役割のために3万も…。 幸せになる人になぜ更に金をやらねばならないのか、いっつも疑問。 それをいうと誰でも「回収するんだよ」と…

『彼は花園で夢を見る』よしながふみ新書館

よしながふみは『西洋骨董洋菓子店』から読んでいるので、それ以前の話だと「始めから構成力やテンポが良かった訳じゃないんだ」と変に安心します。 今のよしながふみが素晴らしいのも積み重ねがあったからなのですね。 基本的な下克上好きなどは根底にあり…

幸せの洪水目の前にして

よくある恋ネタ 「どちらの恋を選びますか」A.目の前にいるだけでガチガチに緊張して、目をみるだけでドキドキしてるくせに何もできない恋(片想い) B.一緒に居ると肩の力が抜けて「エヘヘ」なんて言いながら自分から自然に色々できちゃう恋(両想い)仕事中…

『スリーピース』安彦麻理絵

男性が読むと「勉強になりました」って言えるのでしょうか?(多分言えない) 勉強になったと言える男性はもともと女性に甘いでしょう(誉めてます)。 高校の頃は「一生処女かも」と思って普通に同級生と付き合えない女の子がいつのまにか、普通の女性の顔し…

『水の片鱗- マクグラン画廊』 坂田靖子

坂田靖子の海外が舞台の漫画はヒッチコックの映画に似てます。 上品できちんと謎があってオチもあり、愉快な登場人物が一人は出てきて和ませてくれる。ホラーはありませんが。絵柄を裏切ることなくハッピーエンドが多いです。幼い頃からヒッチコックの映画に…

陸上と海中とは不思議な因果で結ばれて

新年会は部長と離れようと人の間に座っていたら私の隣の男性に「そこは私の席だ」と立ち退き勧告をし、当然のように座ってきました。「ミチルさん、肌の質感が変わったよね」 「前より弾力が出たんじゃない」 「男が変わったの?」 と頬を撫でたりひっぱられ…

『ローマへの道』

ラストもっと悲惨なのを予想してましたね。 バレエものなら『感謝知らずの男』の方が物語が盛り上がってますし、キャラも面白いものになってます。やはり萩尾望都は長編がいいなあ。 『残酷な神が支配する』の習作かなと。

『約三十の嘘』

ゴテゴテの謎ものかとおもってました…。せめて『カル』位に観た後に観客毎にラストや謎解きの理解がバラバラかと。 ミステリは3%くらい。 5人の超豪華俳優陣が何かやってくれてるだろー割には渋谷の単館上映なのが勿体無いですよねーとD氏と話してました。ネ…

君は僕をクッションかソファみたいにおもっているね

ゲイに「イイ男を紹介するから」と言われて酒飲みに行って、当たり前ですがその男がノンケだった試しがないとNの話。 Nの友人、ルックスはひっじょーにいいけど。 福山雅治を更に甘くしたようなかんじだから、モテるでしょう。顔もつやつやだし。うわー腹立…

『水枕羽枕』大島弓子 朝日ソノラマ

大島弓子ですからね。外れナシ漫画家No1です。「水枕羽枕」1984年 「金髪の草原」1983年 「夢虫・未草」1983年小中学生のころはアットホームとか犬や猫ネタとか大嫌いだった(うわあ)ので『綿の国星』も読まず嫌いでした。読んだきっかけは橋本治の『花咲く…

乱された心が沈澱して幸福感と分離するのがはっきりとわかるのです

今日のタイトルは『金髪の草原』より。

『櫻の園』吉田秋生

もはや解説不要ですよね。 映画は観てません。これ読むと、まあ自分も様々な想いが去来しますが、姉妹しかいない家の男親は大変だろうなと。ホント、とっとと嫁に出せた時代は良かったですね。最後のエピソードがあるので均整が取れてます。こういうバランス…

『DEATH NOTE』

友人に5巻以降はつまらないから買ってません、と言わなきゃならないかと思ってました。良かった良かった、大場つぐみセンセイありがとう。もはや時計まで改造するライトで血文字ですから…。 針はどこにあったんですか? 時計の部品?追憶のリュークじゃないリ…

暗闇から手をのばせ

映画好きな人には愕然とされるかもしれませんがDVDってひとつも持ってないです。 基本的に所有欲がない(というか本を数千冊捨てられた時点で燃え尽きた)ので。 『ツィゴイネルワイゼン』と『太陽を盗んだ男』位は購入しても良いかなとはおもいますが。他は…

『冷たい密室と博士たち』 浅田寅ヲ

雑誌には半分までしか載ってなかったのです。 全編読むと、いやー『すべてがFになる』でも感じましたが上手いですね! 浅田寅ヲ!!(『QUIZ』も好きです。『パイドバイパー』は通して読んでないので…) ギャグもあるし。 小説SMシリーズではただひたすらにムカ…

自分の肩を抱きしめるあなたに僕をあげよう

先日書いた『ラマン』が実写化されて、2/5 21:20からレイトショーだそうです。92min。『L'amant ラマン』 今日友人がチラシ見せてくれました。「これアンタ好きだったよね」と。さ〜すが〜お見通し…。 この世で一番嫌いな堤灯記事だったのではなく、偶然…い…

『機動旅団八福神』福島聡

福島聡氏は読んだことなかったのですが、この表紙を店頭で観てたらいてもたってもいられず、購入。 絶対好きな作品に違いない。これ読まずに帰りに交通事故に遇ったら後悔する!と。漫画1冊にここまで考えますとも。 外れだったら誰かに進呈が前提(笑) 僕…

歌え果実のように

言葉フェチな皆様『LOVELESS 5巻』は2/25だそうです。 アニメで声優が草灯と立夏のもろもろの科白を言うなんて素敵な時代ですね。声優って全く知らないのでどんな声なのか不明ですが、好い声だとよいです。 最近はコーヒーが飲めなくなってきたので紅茶。 …

『ソレしながら好きって言える?』安彦麻理絵 太田出版

ここからはストレートやノンケ(って何のカテゴリかわからない人は調べなくていいです)の男性は読んでも時間の無駄というか知りたくないことだろうとおもうので違うサイトヘジャンプして下さい。「ストレートやノンケ」って何?とおもってる男性も。 後でグ…

しきりに下唇をなめては荒い吐息を

1周年なので痴漢特集。 昔彼が「痴漢に遭った」といった。 「助けてあげたの?」ときくと「俺がやられた」 ここで「えっ…」とひけばかわいいものを 「えっえっ、どこで?どんな風に?日本人に?」(聞き手が山手線で黒人の痴漢にあったことがあるので) 「小田…

『僕は鳥になりたい』西炯子 小学館

「エスケープ」 「欲望という名の自転車」 「家の光」 「僕は鳥になりたい」そうラストの「僕は鳥になりたい」…『お天気お姉さん』読んで友人に貸して嫌がられていた高校生だったような奴なのに「僕は鳥になりたい」を読んで泣いていた。 その側面では美しい…

まったく君はどうかしてるよ

今年もあと18回。そして明日で日記1年か…。 住んでる場所も仕事も生活リズムも変わりましたし恋煩いも初体験したし変わらないのは女性の友人が呆れず見守っていてくれるくらいです。 短歌界の稲垣吾郎、穂村弘先生の『世界音痴』に感動して始めたんですよね…

『じかんはどんどんすぎてゆきます』雁須磨子太田出版

雁須磨子氏の漫画を男性が読むと「俺の方がいい男だ」と思う人は多いとおもう。 なんとなく。 最近の世の中、ほどほどによくない男の人の方が早く結婚しますもんね(偏見)、と35歳以下の男性で既成事実もないのに結婚出来る人の心理が全くわからない私はお…

『相棒』

TV

今日の相棒はかなり好みでした。ラスト元々の被害者の遺族に会う亀山役の寺脇氏、初めて「こういう演技出来るんだ」と感心しました。いつも右京さんの邪魔ばっかりしやがってとは思ってませんでしたが、こういう回があると良いですね。そして岸辺氏脚長いな…

完成させないで

無性に安彦麻里絵を読みたくなり書店の店員に2日前はあった 「ソレしながら好きって言える?ってありますか」 と聞いた。 言ってから告白みたいだなと気付いたが、どうも誰かが買っていきやがったらしい。 『パリパリ伝説』も何故か平積み。売れてるの?ま、…

『水が氷になるとき』西炯子 小学館

文庫本表紙より奥歯が欠けてしまいそうな緊張感があるこっちが好きです。 西氏のキャラといえば嶽野義人ですが、こういう漫画を読んでたから島田荘司氏の御手洗(や嶽野)の実写化なんてあ・り・え・ま・せ・んとキッパリ思っているのかもしれません。 照れ…

長距離電話をかけたいな あの頃のいい娘や古いルームメイトに

今日は1日中笑いっぱなしでした。いきなり仕事中に連想で笑ってしまったり、対面でも電話でも笑いがこみあげてきて咳するふりをしたり。 いつもは五感を押し殺してるんですね。 昨夜は19時から3時まで浴びるように飲むという常套句がありますが、浸かるほど…