2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『マジカルバケーション』『逆転裁判1』

ならリュ−クにあげるのだけれど。

『リトル・ダンサー』スティーヴン・タルドリー監督ジェイミ−・ベル主演

バレエ、ダンスの映画というのは分かっていたのですが、OPで「これは面白い映画だ!」と予感。バレエも『昴』からの私なんですが、1984年設定のこの映画は主人公11歳の生活環境、おばあちゃんの恍惚ぶり、炭坑のスト、母の不在、女のコのことオトコノコのこ…

ミステリーランド第4回配本!

私の好きな二作家で嬉しい。高田崇史さんのもこれからきっと好きになるとおもうのですが、まずは! 『いつか。ふたりは二匹』&『探偵伯爵と僕』発売だ〜!!(でも後者の平積みの厚さに比べられてちょっと哀しい)『活字倶楽部』立ち読むと、なんと、吉敷シ…

『黄金蝶ひとり』太田忠司2004/01講談社

「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」第3回配本です。栄えある第1回配本の島田作品『透明人間の納屋』では少年少女に完膚なき絶望をたたきこんだに違いないこのシリーズ、やっと光明が見えました。 網中いづるさんの装画、挿絵の…

中井英夫『虚無への供物』。

また帯が京極と綾辻なんて!イカス。中井英夫の『虚無への供物』は戦後4大ミステリに分類されているので読んでみたのですが、推理か探偵か…分からないですね。さすがアンチ・ミステリ。 文体の雰囲気が好きなんです。(耽美でも野ばら氏の文体は読みたくない…

『CUBE2』アンドレイ・セクラ監督 2003/12

三次元(キューブ)から四次元(テセラクト)に謎が進化した時点で、私はうわーファナティックキューブ!と一人でぐししとTVに向かいほくそ笑んでましたが、監督が1の監督と違うと聞き、通りで個室での不安を煽る執拗な描写が少なくなった訳だと納得。明かさ…

『第三の時効』 横山秀夫 2003/02 文藝春秋

これはスゴイよ? F県警捜査一課には三つの班があり、個性も操作方法も各々違う。 朽木・楠見・村瀬の三班長が鎬を削る短編集。そしてそれをまとめなきゃいけない立場の苦労も…。私にとっては、横山秀夫の初作品! 記者だったからか、文章力は問題なし、読…

『亡国のイージス』福井晴敏1999/08(2002/07)講談社

第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長篇、受賞。第122回直木賞、最終候補。ここまで、ずらずらと賞が並ぶのは珍しい。でも私にはあまり価値がない「賞」。 冒険小説といえば『虎口からの脱出』『カディスの赤い…

『英雄〜HERO〜』2004/01チャン・イーモウ監督ジェット・リー、マギー・チャン、トニ−・レオン出演

『マトリックス・リローデット』を観た時、予告編で観て、見逃のがしてた作品。 しかし、マトリックスよりスト−リーや美術等、色々な点で遥かに好きかもしれない。 でもGEOで分類が「カンフー」に。だったらマトリックスの方が比べようにならない軽そうな組…

『しずるさんと偏屈な死者たち The eccentric dead in white sickroom』上遠野浩平2003/06富士見ミステリー文庫

ライトノベルってオトナが読むのは恥ずかしい…となんとなく思っていた。 そもそもライトノベルはコバルト文庫の氷川冴子って位しか浮かばない。 最近は森奈津子のお嬢様本読んでますけど、日記には余り書いてないのも恥ずかしい(エロ話はいいのか?)からだ…

『金魚屋古書店出納帳 1 』芳崎 せいむ2003/04少年画報社

現在は『金魚屋古書店』として「IKKI」連載。作中に古い名作が頻出しますが、それだけではありません。自分の小学校の頃、ジャンプやマガジンは学校には持っていけなかったけど(通学路に書店がなかった)単行本はもう、持ち込み三昧でした。放課後こっそり…

『かっこ悪くていいじゃない』森 奈津子2001/11祥伝社

まるでananにでも出てきそうなお洒落な装丁でモリナツ本とは思えない。 中編小説なので(『生存者、一名』『なつこ、孤島にとらわれ』と同じ長さ)読み易い。 世の中にモリナツファンが増殖してくれる事を祈る私(せめて西澤保彦の作品位には!!)。もう、…

『短歌はプロに訊け!』穂村弘、東直子、沢田康彦 2000/04 本の雑誌社

前半、的確な評は下すも、あまりにも取りつく島がなく、この上ない冷淡で嫌味な穂村センセの口調に「私の知ってる穂村さんじゃない」と愕然としつつ(上智出身の男性にはこーゆータイプ多いかも)読んでいく。 後半のターザン山本氏の短歌登場から、プロレス…

『短歌はプロに訊け!』

短歌の本を読む。 自作してみる。 余りにも暗い歌が出来て自分でビビる。影三つ 絶望の傘さしながら絶えまなく降る平和ゆく運命の三女神を歌ったのですが、どーしてこんな暗い歌に…。もう作るの嫌です(笑)。でも考えを纏める時や怒る時もついつい五七五で…

『鏡の中は日曜日』殊能将之2001/12講談社

ミスコンのいけにえ…いや読書本+『ハサミ男』が良かった=期待大!期待して読みました!騙されました!(嬉)悲愴感あるシチュエーションなのに、読後感が良い。 嫌いじゃないんですね、きっと作者の世界が。ヒロインが良いのでしょうか…。 有名なSFファンで…

『幻夜』 東野圭吾 2004/01集英社

東野作品の初読が2001年に読んだ『白夜行』でした。 アイドル映画だと思っていた『秘密』読んでまた、東野作品に惚れなおしましたが、どーも長編でないと好みに合致しないのかもしれないとも思い始めた3年目! 『幻夜』です!あの『白夜行』の続編。2日で読み…

『バトルロワイヤル2』

早送りしっぱなし。 私の中でテロリストっていったら矢吹駆を超える位の奴じゃないと駄目なんですよねー。藤原竜也を一生懸命、カケルに合わせようとしたけど、全然意味なく、無駄でした。(当り前だ)前作の方が、まだ迫力もあったし。 大人に宣戦布告って…

『S.W.A.T.』

予告の「俺を逃がしたら1億$!」ってのが忘れられずに観た。80円だし。上記の作品より期待薄だった分、楽しめた。犯罪者はこうでないとね!チームを組み立てるところから始まるのも嬉しい。映画では音楽ってやっぱ大切。マトリックスよりはノレた音楽。

『マトリックスレボリューションズ』

私はキアヌ・リ−ブスの主演の映画を余り観てない(か記憶にない)のですが、このシリーズのラヴシーンって、いっつもいっつもママ・トリニティに抱き締められているよーに見えるの…。昆虫っぽいつーか…。モ−フィアスが一番男前に見えるように作られているの…

『マトリックス・レボリューション』『S.W.A.T.』『バトルロワイヤル

モデムの調子がおかしくネットにつながらないのと、GEOにてビデオ&DVDオール80円(金土日の三日)ということで、休日出勤のくせに、何故か10本借りてくる始末。いいかげん、エルガイムやガンダムの抜けた知識を補填しようかと思うも、(ひとえにFSSの理解の…

 マジで「やられた!」と思ったミステリ29冊

メールでよく「おすすめミステリありますか?」 と聞かれます。実は、日記の題材からも分かるようにそんなにミステリ読んでないのです。 極めようとしてもついつい他のジャンルにも手が伸びてしまって。 つまらんミステリより漫画の清水玲子の『秘密』読んだ…

『こんなオトコの子の落とし方、アナタ知らなかったでしょ』高山 真2003/06飛鳥新社

女性による男性攻略法かと思った。 中身は男性ゲイ編集者による女性のため(?)の「人生&笑い」エッセイ。『新宿二丁目のほがらかな人々』の方が3人で話しているので読み易い…いやそんなんじゃなくって!!今回は日記をお読みいただいている男性に注意を促し…

『東亰異聞』小野 不由美 1994/04(1999/04)新潮社

実は、初回は読めませんでした。 人形と黒衣の歌舞伎調のやりとりが苦痛でした。 しかし、その他の作家の江戸ものはもっとダメで、何のイマジネーションも湧かないものが多かったので、反省し『屍鬼』後に読んでみると今度はあっさりと読めました。読んでい…

『ルール』 古処誠二2002/06集英社

1970年生まれの著者がよくここまで書いた、と唸る。 しかもこれはミステリ作品ではない(ミステリ色はあるけど)。人間が人間として留まるための「ルール」。 元自衛官という経歴が全く作用しなかったことはないだろうが、本当によく書いた…。『少年の密室』…

『君らの狂気で死を孕ませよ ー 新青年傑作選』編) 中島河太郎 改版 版 2000/12角川書店

おおー、まるでシャフトや緑令が言いそうなタイトルではないか?。 s52の『モダン殺人倶楽部』を改題したそうだ。確かに甲乙つけがたい…が、今回のタイトルと海野十三作品があることが出色。死体昇天(角田喜久雄) 精神分析(水上呂理) 人間灰(海野十三) 眠り人…

『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』藤谷治2003/11小学館

これからこのサイトの合い言葉は声に出して!! 「アンダンテ・モッツァレラ・チーズ」 「蛇から血が出てヘ−ビーチ−デー、蛇から血が出てヘ−ビーチ−デー」です。ハイッ 「ライツ! キャメラ! アクション!」ネタバレはしたくない。こういう作品、大好きです…

『かんたん短歌の作り方 マスノ短歌教を信じますの? 』枡野浩一2000/11筑摩書房

雪女 下半身から溶けていく 雪男さんと目が合ったから (鴨居まさね)自分に作歌する気がなかったので読む気もありませんでした。今はあるのかというと、仕事場での怒りのエネルギのベクトルを転換できたり、暇つぶしになるかな〜と目論んだのです。意気軒高、…

『屍鬼』小野 不由美1998/09(2002/02)新潮社

読んだよ〜やっとお〜♪ 上下巻併せて何と1271ページ、それも二段組み! 4700円、1.5キロの本 。ハハハ…本屋から宅急便にしてもらわなくちゃ。(バイトで萩尾望都先生のお買い上げ本を梱包したっけ)これは『四季』みたいにざかざかざかーっとはいかねえよ?因…

『生きる歓び』保坂和志 2000/7(2003/9)新潮社

瀕死の子猫を救う話。 この子猫には左目がない。また右目も見えるかどうか分からないまま、終話。筆者は2匹の猫を飼っており、猫を育てる、看病する間は自分の仕事や楽しみを放棄する事を躊躇しない。 「自分の事を何もせずに誰かのことだけをするというのは…

『DEATH NOTE 1退屈』

なかなか無かったんデスよね。 そしたら隣町のサンクスに置いてあるので、パラっとみて、レジへ…カルビーPCコンソメダブルパンチ ¥145 エビアン330ML ¥111 雑誌・書籍 ¥410合計 ¥666さすが、購入書籍が『DEATH NOTE 1退屈』だと違うな。 なんですか、666…