『花図鑑』清原なつの

清原なつの氏は最近あまり見ないです。
りぼん時代のSFもとても好きですが、
お父さんがスーパーマンみたいな話からみてないです…。

吉野朔美を好きな人は割と居るのに、清原なつの氏のことは皆隠すようでした。
男性ファンは多いのかもしれません。

「愛と性のシリーズ」と銘打たれてたからでしょうか。
この方くらい男性と平気で接することができるようになる前の少女をまともに描ける人は稀有な上に、凛として美しいし何より官能的。
似てる絵柄でも、竹久夢二の少女は媚びがありますが、清原なつのの少女にはありません。植物が太陽に向かって伸びるように、官能も保ちながら花が咲く前固い蕾や、日に透ける瑞々しい茎や葉のようなそんな作品です。


清原なつのを読んで小学生からずーっと学生やってたから現在でも、官能と憂鬱に頭が支配されてるんですね…。
毎朝仕事行かなかったら廃人でしょう。