『機動旅団八福神』福島聡


福島聡氏は読んだことなかったのですが、この表紙を店頭で観てたらいてもたってもいられず、購入。
絶対好きな作品に違いない。これ読まずに帰りに交通事故に遇ったら後悔する!と。漫画1冊にここまで考えますとも。
外れだったら誰かに進呈が前提(笑)

僕はこれから戦争に行く

"福神"来たれり!"福神"来たれり!

この帯も素晴らしい。
「死と、戦いと、希望の物語!」…かなあ?とはおもいますが、いまのところ。


戦争観は小説ですが打海文三の『裸者と裸者』に近いです。両方読んでる人は多いですよね?

今月は官能ネタ月じゃないの?というツッコミがあるかもしれませんがこの作品はモロにそういうシーンはありませんが、キャラクタが一人一人尋常じゃありません。
話ごとのサブタイトルも秀逸。
三島由紀夫みたいなキャラも登場してますが、
最も気になる女性上官の話はこれからのようで愉しみです。
主人公の嘘の表情はいつまで続くのかも。

やはり優れた作品は本のデザインからして力が入ってるのですね。