しきりに下唇をなめては荒い吐息を

1周年なので痴漢特集。


昔彼が「痴漢に遭った」といった。
「助けてあげたの?」ときくと「俺がやられた」
ここで「えっ…」とひけばかわいいものを
「えっえっ、どこで?どんな風に?日本人に?」(聞き手が山手線で黒人の痴漢にあったことがあるので)
小田急線の大和のあたりでおっさんに半ズボン穿いてたら『ふふ、毛がないのね』って」(答えてくれる辺りが流石彼氏だった相手だ)
「すごいせりふだ。確かにないもんね。反論出来ないねー」
「いや『だからって触らないで下さい』って言ったよ。そしたら引き下がったんでそのまま乗ってここに来た」


このエピソードが好きで(こう語るとフィクションのようですがノンフィクション)、
結構色々なとこでしたのですが、やはり類は居るもので
「僕も逢いました」と妻夫木に似てる皆の舎弟Sが。


「語れーー!」とうんたらハラスメントなんて知ったこっちゃない私たちが、
仕事中を挟んでのランチで白ワインのボトルを空けてると
(今の仕事でないときはランチから当り前に飲んでました。メニューにあったら飲みますよね)
田園都市線長津田で、男性がやっぱり夏に、『キレイな脚ね』って下から撫でてきたんですよ」
「何故、男性相手だと語るんだろうね」
「で?」
「『触らないで下さい』って言ったら」(穏やかに対処できてるのはどーしてだ)
「ら?」
「『どうしてこんなにキレイなのに触っちゃいけないの』って…」


あとは私たちがギャーギャー喚き「どーしてそこで誘いを蹴ったんだ!」
「新しい愛の世界にどうして飛び込まないんだ!!」
「誰だったらいいんだ!」

答えるわきゃーないとおもってたら
坂口憲二


いちばんびびった。



森先生だったら記念ショート・ショート創っちゃうのに、
実話以上のネタがないのでいつもエピソードですみません。
しかも下手に脚色しようがないネタ。


次回は盗撮ネタ(予定)です。お楽しみに。
ただ来年もはてなで続けてるかは…。引っ越すかも。


ここならあるだろう!と渋谷のB-1(これから勝手に渋谷のブックファーストはかように略します)に駆け込んだら3種類しか置いてなかった。
10冊あったら全部購入しそうだったのに。ビジネスチャンスを逃したな!
その分クリニークで基礎化粧品購入する典型安彦ファン…。