『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』藤谷治2003/11小学館
これからこのサイトの合い言葉は声に出して!!
「アンダンテ・モッツァレラ・チーズ」
「蛇から血が出てヘ−ビーチ−デー、蛇から血が出てヘ−ビーチ−デー」です。
ハイッ
「ライツ!
キャメラ!
アクション!」
ネタバレはしたくない。こういう作品、大好きです!!もう私には言葉なんて要りません。
「バカヤロウは愛の言葉」(パール兄弟)ですもの〜〜。
ミステリよりもこーゆーのが好きなの!といっても過言ではないのよ。ある意味、これもミステリかもしれないけど。
タイトルからしてうまそーな山羊チーズだなあ、オイ…、と思っちゃいましたがエへ…違います。お料理ネタではないのです。
「この人とあたしは判りあえない。」
「あたしは外国なんか行きたくもない。こんなことになったのなら、なおさらだ。でも、その気持ちをうまくこの人に伝えることはできなかった。これからもできないと思う。そのことを考えるたんびにあたしはつらい気持ちになるだろう」
「でも、いいんだ、そんなことは。あたしは健次と生きていく。世界中、どこでだって一緒だ。」
(中略)
彼が自分の二番目に奥深いところは理解できていないにしても、
そのさらに奥にある心はばっちりキャッチしていることを
そおっ!それなのよ!!そこだけキャッチしていればいいんだよねええーーー!
藤谷 治氏、素晴らしい……下北で経営している書店に突撃させてもらうよ!!
極上のラヴ(&ピース)スト−リー。ラストでは、小説ではひざっひざに声を出して泪してしまいました!
「いいっていうのは、こういうことなんだ」