『幻夜』 東野圭吾 2004/01集英社

東野作品の初読が2001年に読んだ『白夜行』でした。
アイドル映画だと思っていた『秘密』読んでまた、東野作品に惚れなおしましたが、どーも長編でないと好みに合致しないのかもしれないとも思い始めた3年目!
幻夜』です!あの『白夜行』の続編。

2日で読みましたが、前作『白夜行』とかなり違うんですよね。
白夜行』の描写方法と視点の方が好きなのと『白夜行』の何が良かったって切なさだった私には、ボール続きで一塁に飛ばされ、勝負をして貰えなかったバッターな気分です。

ヒロイン美冬、酷すぎる。悪女だけど、悪女なら感情移入出来る部分がないと面白くない。(次回作で一気に同情をひくエピソードが展開されるのか?)そしてストーリー説明し過ぎ。冗長。
最後に『白夜行』との関連が明確になるけど、水原への憐憫の情が尽きない、何とも嫌な読後感。
(あとクロロホルムはすぐには効かないという説があったような。「嗅いだ瞬間ってより意識薄らぐ感じ」らしくある程度、記憶は残るかと…、香だけじゃなくてもう少し意識が残りそうなんですが…)

ネタバレ感想にはならないでしょうが…前作のヒロインがあるベクトルで成長と整形を遂げて『火車』したのは分かるのですが、あの男はどこへいったんだろう?それが次回作かな。


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仕事中に凡ミス多発なので『亡国のイージス』を休んでこれから睡眠をとる予定。本当にイージス面白くなるのか不安な序章…。と思いつつも昼休み、ジャンプ買った後に、読んでいたら、面白くなりそう。
いっやー、JUMP IN JUMP凄かったですね…。
そして今週の月はもー、どうなってしまうのか…。発狂しないで貰いたいものです。林檎だけで盗聴器まで探してくれるリュ−クをもっと労れよ!ライトよ。そしてLが可愛く見えてきて、私も京子並みにやばいってことが判明。