『屍鬼』小野 不由美1998/09(2002/02)新潮社

読んだよ〜やっとお〜♪
上下巻併せて何と1271ページ、それも二段組み! 4700円、1.5キロの本
。ハハハ…本屋から宅急便にしてもらわなくちゃ。(バイトで萩尾望都先生のお買い上げ本を梱包したっけ)これは『四季』みたいにざかざかざかーっとはいかねえよ?因みに「詩」でもありませんっ。

解説のみやべえは「文庫よりハードカヴァを買って重みを楽しみつくせ!」といってます。まあマゾの勧めみたい。本の奴隷…それもイイ…カモ。 『薔薇の名前』プレイとか(キャー)。

私は非力なので文庫で5巻まで、図書館で借りました。どの巻も人気がないようであっさりと手元に届きました。しかも1→5と進むと…1巻は本の綴じ目が崩壊寸前なのに、5巻なんて「あら?1stゲッター?」。どんどん装丁の汚れがなくなり、綺麗になって行くの。これって……つまり…
お前ら、脱落したな!?
勇次郎に「おなじ敗(ま)けるにしても敗(ま)けかたってものがよォ…」って言われちゃうぞ!

途中までで、「『屍鬼』ってさあ〜」なんて語るんじゃねえ!読め!最後まで読めええエエエエエ!!

確かに多くの人が『十二国記』の始めで体感済のようにOPはだらだらとしてます。
でもこれが小野体質になる儀式なのです。通過儀礼なのです。
読み方として1巻は少年萌え、そして医者〜最後は少女萌えで読める(人もいる)こと請け合い。
ラストの終わり方も小野センセらしく私好み。よかった…。勧善懲悪なんかじゃなくって(はあと)。だったらわざわざこんな分厚い本なんか読まね。
そうそう、みやべえと同じ科白は言いたくないが「一気に借りないと辛いぞ!」禁断症状が出るぞ!

「起き上がり」ってそんなメジャな言葉とは思えないが、この作品では誰もが知る言葉になっているようだ。まあいっけど。
ブリジット・オベールの『ジャクソンウ”ィルの闇』よりは遥かに抵抗感がないし。昆虫がね…ダメだから私。

それにしても600枚の小説がいかにして3000枚になったか…担当編集者の震えて待った日々と歓びがあります。いやー報われたネ!



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再婚に向かう母は籍を入れる以外のことは殆ど済ませているようで…二人を知るカルチャーセンタの仲間のおばさま達には、
「あんな馬鹿との結婚を許さなくちゃいけない娘(私)さんが可哀想よ!」と言われてるそーです。憐れんで下さい、もっと!!
そして、老いらくのバカップルを止めてくれ。
なんせ、羽賀役は二人で旅行に行き、ぎっくり腰で帰ってきたんだぜ。
アンナ、脱いでも、もう価値はない…やめておけ。

ここが、実録『葉桜の季節に君を想うということ』&『火車』サイトになりそーな予感。

並行して、隣の部屋の少年が余りにも暴れているので、警察呼ぼうとしたら、来ていた友人に「大家さんに話したら…まず?」。
大家に話してみると、「若い少年が暴れるのはよくあることですよ」。
よくゆーよ、あんた、娘には上の部屋あてがって住まわせてるやん…。
息子なんていないやん…。

「今までにも、何回か暴れる音や悲鳴は聞いたので、今度聞いたら、直接警察に電話します。事件になってから『何も知りませんでした』とは言えませんから」
と言い切ってしまった。

ああああー敷金もう返ってこねえ〜〜。
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仕事でもプライベートでも愛想笑いに疲れ、面白いネタでも…と思って大分県の嫁さん応募に参加しようとしたら運転免許がないというので、却下…。車で5分だもんねコンビニも。確かに車がないとDVくらっても逃げられそうにないだろうな。
東京で5分あったら電車に乗れる生活をしてる身にはさぞかし、キッツイだろ。しかも、去年大分の男性が職場女子に酔ってカメラ接写したことで険悪になったのを忘れてた。ソイツに会うかもしれんのだ。剣呑、剣呑。
セクハラの多い職場だなあ。外資系なのに、関係ないのね。