『リトル・ダンサー』スティーヴン・タルドリー監督ジェイミ−・ベル主演

バレエ、ダンスの映画というのは分かっていたのですが、OPで「これは面白い映画だ!」と予感。

バレエも『昴』からの私なんですが、1984年設定のこの映画は主人公11歳の生活環境、おばあちゃんの恍惚ぶり、炭坑のスト、母の不在、女のコのことオトコノコのこと、面食らいながら、逃げながら、泣きながら、足を前に出すのがちゃんと描かれている。ちゃんと盛り上げるとこがあります。
そして悲壮ではないのです。(いや、私から観ると)

音楽も良い!(塚本監督もいっているが「画面は荒くても観客は許せるが、音が汚いのは許してくれない」。その通り)
彼が躍るのを観ると「君はエトワールだよ!」と画面に向かってついつい言っている自分。主人公の表現力は素晴しい!
また、ダンス教室の先生とのプリティータフなやり取りにわたしゃ、ノックダウンです。
ラスト、お父さんとお兄さんの盛装が、本当に嬉しい。


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CASSHERN』観る気全然なかったのに、映像観たら観たくなってきました。でも唐沢みると笑いが込み上げてくるのは何故。

ヌーベルバーグというと、人間の本質を新たな断面から表現するという印象を受けるのに、ニューウェーブというと、キッチュでポップな一時的なムーブメントという印象しか受けないのは何故だろう。言葉に失礼ではないか?

GBA(ゲームボーイアドバンス)SPをリュ−クが強請(ねだ)る前から持っているが、リュ−クなら何をやるんだろう。リュークには吝嗇なライトはソフトも買ってあげないんだろうな。自分にはポテトチップスの袋に入る液晶TVも投資するのに。
うーん私がクリアした