2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『相棒』

水曜日の愉しみ『相棒』の演出が好きなので、演出等が誰なのかなと調べてみた。 TV朝日のサイトから、『東映の相棒サイト』へ。 現場の雰囲気が楽しそう!脚本と監督が2回ごとに変わるんですね。はー、そういうもんなんだ!今迄、邦画ドラマにはまったことが…

『四季ー秋ー』森 博嗣

これは萌絵の内面の物語。自分が好きな人の関心のベクトルが自分でない人間に向くとき、それは嫉妬になる。そしてその人間が自分の及ばない長所を持っていたら。自分には何も無いと感じるだろう。 能力の有無や高低で愛情を量ってしまうのだろう。能力の有無…

『FSS』は科白の多さ3669字

今月号の『FSS』は科白の多さ3669字だそうですね。 ネタバレ感想開始。 ブラフォードが夫婦で登場!こいつらホント夫婦ですな。そっくりですよ、顔。東とリンスとの討議中のゴリゴリって…何の音かしら。ラキが何かやっているのか?そしてソープはいつムンス…

『世界をだました男』フランク・アバネイル

『Catch me if you can』の原作『世界をだました男』は更に凄いです!16才から21才までの間のエピソードなんですが犯罪、モテぶり、半端じゃないです!!カイエンかてめえ!と言いたくなるくらい、最強です。終話辺りのフランスの牢獄話はめっちゃくちゃ…

小説の併読について

小説を併読する際によく旅行記を読みます。こ難しく書いてあるのより生活レベルで怒りも露わに書いてあるのが好きです。 最近では『世界最低最悪の旅』面白かったです。自分では絶対しないレベルのバックパック。ヒッチハイクもしたことないへなちょこ旅行者…

『愛のひだりがわ』

筒井康隆の『七瀬ふたたび』(なんと改訂版で1978年!)が漫画化されて『NANASE』(山崎 さやかは『マイナス』から好き)となっていたので懐かしいと思って読んだのですが、時代背景も現代のものにしっかりなっていたので驚きました。絵も良かったです。七瀬が…

『新宿二丁目のほがらかな人々』

『四季』ではない『屍鬼1』面白いです。まだ半分行ったところなんで、今日は既読の本から紹介しましょう。 これは『ほぼ日刊イトイ新聞』の連載、新宿二丁目のほがらかな人々をまとめたものです。サイトでは誰も、何も妨げるものはありませんが、本になった…

『沈黙のゲーム』 グレッグ アイルズ

「今日、自分が幸せになることをしよう。十年後にも楽しく思い出せることを。」 グレッグ アイルズの女性キャラはいつも初期設定の男性キャラよりも魅力的です。ハーレクイン・ミステリといっても過言ではない、尊くおごそかで侵しがたい女性の扱い。そして…

未来にて君らを想う

朝からフリパ(=フリッパーズ ギター、パーフリetc)。これも『葉桜の季節に君を想う』のおかげです。もーなんて幸せなんだ!ぼかあ、君を一生離さないよ、いいだろ?状態です。myパンドラとして封印していたのに、穂村先生の結婚情熱を笑えません。『サファリ…

フリッパーズ・ギターを抱えて

歌野晶午は『生存者、一名』しか読んだことがなく、メフィスト賞あたりで出てきた新人だと思っていました。でもいつも新しい分野に挑んでいるのでそう見えてしまったんですよね。小説界の西 炯子とも言えるかもしれない。 しかし、小沢の連想が出てきたので…

『葉桜の季節に君を想うということ』

Sending to your Heart in the season of a cherry tree in new leaf. flow my tears for my dignity say three cheers for nobirity /THE CHIME WILL RING 安心して下さい、これも感想の一片です。 このタイトルを見たときに『春にして君を想う』が浮かんで…

『殺戮にいたる病』

昨夜読んでしまいました。幸せだった…。いい作品って…満たされてるってかんじ…。ほう…。途中まで読みやすい文体で上野正彦やコーンウェルからの知識等を総動員して堪能しましたが、ラストが…やられた(嬉!!)。解説も笠井氏だしい…(悲鳴)実際は埼玉近郊…