『CASSHERN』

もっと簡単な善悪二元論の話だと思ってました。

で、映像というか、女性が美しいですよねー。そしてキャシャ−ンと要って、やっぱり日本人だなあ。戦闘スーツの胸板薄い！

とっととネタバレ感想ですが、「へー、キャシャ−ンと唐沢兄弟か、舞城の兄弟喧嘩よりデカイ喧嘩だな」と思ったら、ドンデン返しでキャシャ−ンが殺した女性の旦那だし、東は人の継ぎ接ぎしている奴だし、映像があんなブルー基調の美しいものでなかったらもっと観終わった人が青ざめているはずだ。ラストの後は、キャシャ−ンと恋人の子供って…魂だけでこどもをつくるって…あんたらの子どもかカレンは？いつ？どーやって作る？反転終了。

光が当たるとこをブレさせたり、脳内風景（公害病の影響？）をこれまた美しく観せたり、綺麗でした。オレンジのフィルタがかかったような熱気とレトロな雰囲気も好き。

ただ、２時間３０分は永いよ。唐沢が復讐を開始するまでが永いんだ。

一緒に観た相手は「説教臭い」「スタッフ少な！」という名言を遺してくれ、隣で観ていても私の突っ込みとは余りにも違うので、脳と脳は遠いなあと改めて。