『しあわせの書〜迷探偵ヨギ・ガンジーの心霊術』泡坂妻夫1987/07新潮社

今月は未知の作家に出会うフェア開催中なので、初・泡坂妻夫本。
私は、非常にこれ、期待大だったんです。
期待が脹らみ過ぎて『殺人にいたる病』に近い落とし方だと予想までする始末。

ネタバレ感想トリックのひとつめの方が、私は驚かされました。だって食べられる本って凄いでしょ?
でも、ふたつめは『ガダラの豚』読んだ私には…なんか、「あ、そう」とう、ちょっとスカされた感じだったんです。らも氏はこの本が好きで、ガダラ書いたのかもってちょっとおもった。

『11枚のとらんぷ』読んでから、文句をいうことにしよう。
勝負はお預けだ!


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イーエスブックスの店に本を並べていたら如何にミステリばかり読んでいるか…ちょっと悲しくなった。かくいう今も『前世ハンター』を読んでいるんですけどね。

水曜日に『キルビル2』『王の帰還』で一日を映画に捧げ、土曜日に『キャシャ−ン』観るなんて、なんか、とんでもない贅沢三昧をしている気になりました。今週は映画は観ません。
もうすぐ原作が大好きな『69』(念の為…ハウツーではなく村上龍の本です)が夏休み直前公開だし原作は面白いので『GO!』並みには仕上がってもらいたいものだ。例えが悪いかもしれないのは『GO!』観てないからですが。
個人的には舞城の『煙りか土か食い物』の親&兄弟喧嘩の実写を非常に観たいですね〜〜!!二郎は誰がいいかなっ。