michiru72005-12-16

上の白めの袋は菊茶。氷砂糖が入ってるそうです。お客さんが来たら開けようと。


真ん中のちいさい赤はパンダのマッチ。鉄の棒を金属の側面にマッチをこするように摩擦させると火がつきます。2年間使えるそうです。10元でした。


その下のは、プーアール茶です。丸く固まりになってて、打ち砕かないといけないらしいです…。


左下はセブンイレブンで購入した、油揚を甘く漬けたような…でも油っぽい…。


左上は紅橋市場の2Fで購入。
320元が40元まで下がりました!!下げて頂きました。老北京の駆け引きで…すごかったなあ。
「高い、ダメダメ」といって次の店へ歩いてると、いつの間にか私の同行者の姿がなく、戻ると断られた店の売り子のお姉さんが同行者の腕をつかんで人質にしてるんですわ。
どの店でもこの市場の2Fはそんな感じ。そうやって3店も行くと、8分の1になってた訳です。

michiru72005-12-15

右上の『SUPER CITY』は北京の日本人用フリーペーパーでアート方面の情報も充実してます。シャープの宣伝で吉永小百合が居た部屋、竹屋も載ってました。日本ではANAのツアー竹屋ツアー14〜28万。うわーぼってる。
実際は乾燥が大変とかいろいろ…ねえ。


右下の緑から白へのグラデーションの箱は同仁堂での漢方薬2つ。


真ん中の張一元は各々100gしか入ってませんがジャスミン茶。一番安い「筒」でこのデカさ。中身は香りで選んだので筒だけ安物です。天福茶屋はピンクの可愛い筒があるのに。


でその隣の黄緑のパックは天福茶荘の緑茶と烏龍茶。緑茶は身体を冷やすと聞いたので、緑茶の「碧螺春」は男性にあげることに。

michiru72005-12-14

紅橋市場の3Fは元サッチャー首相が訪れた写真もある淡水真珠売り場です。
そこで、かようなものを購入。
顔が大きいので通常40cmの長さを47cmにしてもらいました。


「茶色のが流行ってる」と言われましたが、真珠は白か黒真珠でないと日本では受けなさそうなので、却下。第一染めてるのは偽ものでは…。まあ、値段も劇的に安かったです。


下は実はピンクのシルクに小花の刺繍がついてるストール。

michiru72005-12-13

14日のNWが9:05発だったので6:30にホテルのお兄さんがタクシーを呼んでくれました。勿論林さんが、依頼して下さったんです。
前日の夜に「明日はもう大丈夫だよ!!」と言ったのですが、朝6:30に!ホテルに林さんが居て下さったのは衝撃と感謝が同じくらいでした。「朝ご飯食べてないでしょう」と頂いたのが、このクラッカーと甘めのチーズインのクラッカー。「もうそんなに人が良くちゃダメだよ〜」と言いながらも、一緒にホテルから空港まで来てもらっちゃいました。
その道がね、何故かね、空港へ行くまでの大山子辺りでね「ここは倫敦か?」と言いたくなるくらい霧が出てきて、その後20m先も見えず、「黄砂ってこんな感じ?」


空港近くで、事故を発見…。
湖は凍ってるそうなんですが、どこから霧が?


9:05発の予定でしたが、隣の機体すら見えない霧が2時間経っても濃くなるばかり(-_-;)で、機内で椅子に座って待ってましたが13時過ぎ離陸出来ましたー。 成田も悪天候で1時間旋回して17時に着きました。着いて良かったー。


成田で寿司でも食べようかと思いましたが、一刻でも早く帰路につきたいという同行者の意見を尊重し、京成のホームで頂いたクラッカーを貪りました(笑)
周りで話してる言葉や書かれてる言葉が全部わかるのが、気持ち悪い(笑)好奇心が満たされててイヤ(笑・林さんが居てくれたから、幼稚園児のように「何あれー」「どーしてこうなのー」と質問してばっかでした)


で、京成の特急に乗ったのですが、向かいの女の子がジュリアナに行くような格好をしていたので、数日で北京慣れした二人は「親に愛されてないのかしら…自分を大切にすれば良いのに」と心底想うようになってました。
嗚呼、自分が好い人になってしまう!それでは困るの(なんで)!

michiru72005-12-12

首都医科大学中医○(草かんむりに約のような簡略字)学院、鼓楼中医医院
住所:京城区豆腐池13号
(何故に美味しそうな地名なんでしょう)


私と同行者が中医にかかりたい!!
と激しく要望したため、林さんに連れて行って頂きました。っとに自分の症状も北京語で説明できないくせに図々しいですね。日本のI先生はエロ親爺過ぎて、いつも「切診」(脈を取る)中に自分の肘を胸につけてくるのが、患者に不評でございまして。
しかも「腎虚」って診断をされてですね…。「腎虚」ってさ、男性のアレでしょうがっ!と憤慨したら、どうも母は腎臓が弱くて小学校を半年休学してたらしいので、あながち嘘でもないらしいのですが。人を色狂いみたいにさー。


中医で受付(挂号グァハオ)のお姉さんに「肥満を治したい!」と通訳してもらうと、デブじゃないじゃんといわれる。確かに北京ではあまりデブというかパンダ女じゃないかもとおもう…。
しかし!東京では激しくデブなので、「診察お願いします!」と食い下がりました。針の方が即効性あるわよと言われ「針でも灸でも漢方でも何でも良いです!」と更に頑張りました。同行者は右手が雑巾を捻るような動きは痛くて出来ないとのことで、別々の先生(専門別らしい)に。っちゅーか同行者は日本の外科に行ってなかったのがいかんのですが。


診察室(証室ヂェンシー)にもお姉さんがついてきてくれて、林さんも自分もいて、患者の同行者もいて、行列です(笑)日本人は外国人なので丁寧に診断されるそうです。
同行者の先生は若くてガタイの良い、さっぱりした若い先生で、細くはないですが指がツヤツヤしてて綺麗でした。色々、手の神経か腱のあるようなとこを触ってました。診断は、「時間が経てば、治りますがあまり右手を使わないように」薬は不要なので、診断のみ。


ワタクシは林先生に当たりましたが、どうも先生は90歳過ぎても現役のお一人らしいのですが、白目も濁ってないわ、腕もつやつやだわ、関節も固くないわで、恐るべし5千年。
この日は珍しく雪が降っていまして、窓の外ではしんしんと降り積もる中、いやらしさが微塵もなく余分な思考が全くなさそうな先生、凛とした若い女性の助手、愛想が良い受付のお姉さん、私、同行者、林さんの6人全員無言で、私の脈だけを「切診」する様子は(手首を置く固めのサテンの小さいクッションも可愛かった)、この旅行で一番美しい時間でした。
「問診」では体質の確認の為に、便の状況や月経の様子等を訪ねられます。
最後に舌出してと言われたのでペロっと一瞬出して「望診」はあっさり「やっぱりその舌か」みたいな頷き方を納得をされて終了。
「聞診」とは呼吸音を聞いたり、特有の体臭を嗅ぐそうですが、気付かなかったな…。
で「全く健康です」と言われたことは、爆笑してしまいましたが。


えーそれはないでしょ!と思いながら「ああ、これが医は仁術」ってことなのかな…と。安心するんですよね。こんな元気なおじいさまに言われると。


先生は口頭で「当帰15g、丹皮10g、白芍15g、生山?15g、陳皮10g、甘草10g…」と合計12種類の調合を女性の助手に書き取らせてました。


薬と煎代で46.52元+診察代21元で7日分(朝夕食後に一つずつ)です。
味はね、味は…臭いがうひーと思いますが、飲む時に1回嗅ぐと、もうヘーキ。一気飲みすべし。
母が臭いを嗅いだら「これ、腎臓病で飲んだ西瓜糖の臭いがする」やはり腎臓ですか…。腎臓はね、我慢しちゃう人が悪くするらしいですから、私を含め、我慢しないようにしましょう(笑)


本場の中医体験は楽しかったです、非常に。通訳して頂ける機会があるなら是非!


中医学について
http://www.explore.ne.jp/shanghai/medical/104.php3

日本人と老北京の気遣い方

michiru72005-12-11

日本人の気の使い方は「帝国ホテル」に代表されるものだと思います。


私は肌が弱いので、ホテルや旅館ではダニに刺されるのです。
「帝国ホテル」1泊後に部屋にあったリクエストカードのようなものに
「肌が弱く、起きたら虫に刺されたような跡があったので、シーツのクリーニングを丁寧にして頂けると嬉しいです。そして、新聞は日経新聞にして頂けないでしょうか」みたいなことを書いたら、朝日と読売(か毎日のどれか2紙)に日経新聞が加わり、翌日から肌には一切赤い点々は浮かびませんでした!自宅のようでした。(自宅では室外干しと乾燥機が活躍)


サービス料金が含まれているビジネスなら、どんな要望にお応えするのもOKだとは思うのです。
普段のやりとりだと難しい…。断れないというのは、実は自分にもありますので…。小さい会社のクレーム処理とか。お客さんの自律も促さないといけない場面とか、板挟みです。



さて、老北京(ラオペイジン=北京っ子)の気遣いは
気の良い若者そのものな感じ。
バイクが好きな男性にこんな感じの人が多かった気がするので北京で『頭文字D』が人気なのかもしれません。