『スカーレット・ウィザード 3』茅田砂胡 中央公論新社 


本当に生んだのね。
ケリーは何を取りに行ったのだろう。指輪ってことはないでしょう。
それにしても茅田さんの拷問シーンはわりとえげつないですよ。
デルフィニアで王様がつかまってる時もそうでしたけど。
あとがきを読むと、かなり人格抑え目なので、作品は意外。
物語の骨子が太いので読みやすいし、
キャラの豪傑なのに誠意があるとこが
素敵なんですが
まっ、悲劇が上手い人程 、構成力があると私は思ってるので
拷問は上手くないと。


ケリーの男らしさが段々表現されてきますね。
ダイアナの特異性も。
そういえば、恩田陸氏もかなり「黒い」らしい。
授賞式で「ざまあみろ!」と言いそうらしい。

バキの板垣氏のようにそこを超えたらまた変るんでしょうけどね。
読者の欲望はザル。