『イン・ザ・プール』

隣の紳士S氏が「こんな下品なのでは笑えないのかも」
「ダイエット中なのに隣の女性の持つポップコーンのバターの香りが漂い過ぎてて不機嫌なのかも」
と心配してたと言われた程、はじめは笑ってませんでした。
面白くない訳じゃなくて、オダギリジョーがあそこまで晒してくれてたので、もうひたすらに、食い入ってたわけです。
色味といいふかっしてそうな感じといい、素晴らしい。
松尾伊良部の科白もきっと頭に入っちゃいなかったです。
てっきり逆EDは田辺がやるとおもってたので。
ここまでやってくれたら、結婚してもいいよジョー…とおもえました。


原作は直木賞でしたが、この映画脚本では直木賞は却下されるでしょう、更に下品でギャグが細かくちりばめられてて、山の冷蔵庫ネタとかまで笑いました。
松尾伊良部は体重が軽めでも、「髑髏」と「売女!」のシーンでもう全てを赦せます。あの胸毛も付け毛かS氏に確認した位、良かったですね。


ジョーと松尾のコンビでまた観たいですねえ。
塚本監督とか唐沢俊一氏が絡んだらもっと最高ですねえ。


観終ってから
「ジョーが痩せてなくてふかふかしてそうなのがいいですよねえ」
と言ったところ
「ええっ、細いじゃないですか」
と言われ、細身の基準が分からなくなりました。男性の。