2005-03-31 『PAY DAY!!!』山田詠美 新潮社 book 山田詠美のキャラクタは常に山田詠美自身。 自分が感じてきたことだけを表現しているので、恋の話ながら誠実であろうとする意気を伝えてくる。 男性のキャラクタは出来過ぎ、可愛らしすぎではないかおもうも、女性からみた男性の偶像なのか、日本人の男性には稀でも世界には溢れているシーツの隙間の愉しい秘密なのか。 家族を失うこと。 恋人に会えなくなることは皆、考えて大切に出来るのに、 慣れ親しみ過ぎてその大きさが見えない。