欲しいのは優しい嘘じゃなくて

出社したら一杯プレゼントが置いてありました。
洋画でクリスマスツリーの下にラッピングされた箱が積んであるでしょう。あんな感じ。
しかもケーキ作ったのに給料は変わっておらず「口ばっかか」と諦観してた部長が「駄目じゃない、上がってなかったら申告しないと！」とわざわざ言いに来てくれました。
……飴と鞭か。
「えっと、部長の冗談を間に受けてしまったかと思ってたんですよね。」

明日は朝から会議だし水曜日は相棒も観れない時間に帰宅ですけど小野のように金のために頑張るよ!

中国にいる友人に「仕事好き？」と聞かれ「仕事は夢中でやってるから好きも嫌いもないけど会社にいる人はかなり好きだよ」

これで終われば良い話ですがそういかないんですよね…。日常って。
違う部署のキラーK原と初対面で写真を撮影してきたことで、同僚の勇者の称号を得ましたがどちらかというと日本酒をよく呑むということで頂いた称号かも。
2/5以降、すっかりKと笑声でトークが弾んでるので、Kも人が良くなったなあと安心してたら
「ミチルさん、私、今日もKさんから『もうお前電話してくるな』
『今度かけたら殺す!!』って言われました〜」
健在だったんだ、K。
矛先変わっただけか。

K、今日は「ダイエット頑張れー!」のメールと同時に段ボールいっぱいの駄菓子を送ってきてくれて有難う。(皆が爆笑してた画像もUPしたよ!!)
これ食べたら10kgは太れるっつーの…(■Д■メ)あたしがお前を殺すよ…。
しかも鼻眼鏡をかけてiショット送れだとう!!誰がやるか!
部長のを送ってやりました。

電話するたびに「焼肉おごるよ」とか「日本酒どう」と言ってくれてるN島氏。
仲良くなって、仕事の話を忌憚なく話せるようになったのを喜んでたらN島は「最近、荒れてる?」
……やはり、本音は話すべきじゃないんですね。忌憚ない意見＝荒れまくりなんですと。

しかも「ウチの社内で結婚しろ。喧嘩しても君の味方になれるから」
と言ってくれてるOにこっそり聞かれる「いつN島と食べにいくの?」
「いやー、驕られちゃうと仕事のミスとか指摘できなくなっちゃうから…借りを作りたくなくて」
「あっ……アホかーーーっ!!今からいってこい!!」
「うわーすみません、本当は興味ないからです!!」
「肉に?」
「N島にです!!」
「えー、じゃあ誰ならいいの。Y?」

その後、今日の帰り、Yはかなり美しいチョコレートとフリッパーを返してくれて
「私、男性にフリッパーの感想伺うの初めてなんですけど、如何でした?」
「いや、僕もね、女性でビーチボーイズ聴く人は初めてだよ」
って会社でやにさがるのもなんだったので、「…麻生久美子の『ハサミ男』の原作者の勧めで『smile』興味あったんですよね」とぽろっと言ってみましたが、やはり反応したのは麻生久美子だけだった…まあ30代男性ならそれで普通でしょう。
というかこれで反応したらMの会に連行しますよ。

ビーチボーイズがエンドレスで流れる環境でラヴ&マーシーもいいんじゃないかというのほほんな展望もありましたがその後トイレに引っ張り込まれ、Oは「Y氏は駄目!」と強い反対が。
理由もとうとうと説明。Yさんは食道に腫瘍が出来たことがあり、以来、日本蕎麦は食べられないという。ひっかかってしまうらしい。（麺類なら何でも流し込める訳じゃないんですね）
また前職の女性から求婚され、その女性の父が具合が悪いとのことで喜ばせる為に、早めに挙式予定で毎日婚約者の弁当も持参するほどだったが、逝去してしまったので、いつのまにか式も流れてしまったという。
蕎麦ほどもひっかからないのか、結婚!
女性の味方をしたいんですが、出来ないですね。まあ契約前に流れて良かったですよね。

O「で、君もお弁当とか作るの?」
私「なんで時間経つと美味しくなくなるものを義務でもないのに作るんですか?」
O「いや…普通さあ、彼氏にお弁当とか作ってあげたくなるらしいよ」
私「美味しくないものを好きな人に食べさせる方が分かりませんね」

以前アーヤがインタビューで
「奥さんは料理美味しいけど、あまりつくらない。店のより美味しくないと納得できないみたい」
と答えてるのを読んで「そーだよ!女心だよ!!アーヤも受容してるんじゃん!」
と喜んだことがあるのですがそんなのマイノリティなのね。
邱永漢のようにシェフを雇っておけば問題ないんでしょうけど。