『路傍の熱血ポンちゃん!』山田詠美 講談社

高校生の時にかなり読みましたよ山田詠美
風葬の教室』はいじめられっこが強くなって行く様子が友達に好評でした。『トラッシュ』『ハーレムワールド』『チューイングガム 』『放課後の音符(キイノート) 』『ぼくはビート 』『蝶々の纏足』『熱帯安楽椅子』『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』『ひざまずいて足をお舐め』(この針プレイは今でも忘れない)『ラビット病』(こんないちゃいちゃできるか!と昔はおもっていたものだったことだよ・詠嘆)
私は浜松出身ですが山田詠美は隣の磐田市に居たことがあるそうな。
浜松は環境がよいので怠け者を育てる土壌なのですが、官能と怠惰は相性が良いんですね。


最近の『PAY DAY!!!』は読んでないのですがトヨザキ社長が90点以上をつけていたので近々に読ませて頂きます。


この『路傍の熱血ポンちゃん!』は『伝説の雀鬼』と並行して読んでいたのですが(何かのバランスを取ろうとして)、女王様と雀鬼を並行させてしまうのが愚行だったかどうか読後でも不明です。

恋人は、どうやら、他人に見せて羨ましがられるというのが前提らしい。
(中略)
他人に解らない快楽を共有してこそ恋じゃないか。
他人と恋人の条件を共通項にして、何がおもしろいのかね。

たいへん良くわかります!
その人とでしか共有できないから、他人では解らないからこそ
付き合うんですよね。
しかも私は彼氏を友人の誰にも紹介したことがない…。実は『F式蘭丸』?

夫婦円満の極意は大親友になること、これに尽きるっす。

さようでございますか。胸に刻みます。

熱帯の雨期ってとてつもなくロマンティックだと思う。
湿度が空気を埋め尽くそうとする時、皮膚の下で機会を待ち望んでいた官能が融点を迎えると感じる

実はビールが飲めない山田氏。
つい最近、家系的にビールアレルギーがあることが判明した私ですが、青島とエビスしか飲めなかったのはその所為か!
やはり官能にビールは合わないという結論に。
でも内田百けんはビール好きでも麦酒ですから、大好きです。