『痕跡 (上)』パトリシア・コーンウェル/相原真理子 講談社


男性で割と読んでる人が多くて嬉しかったのに、ベントンのからケイが可哀想で、読んでる自分も辛くて…とこれまた同じとこで止まってる男性ばかりで不思議なシリーズです。


読んでると、ここまで恋愛が上手くいかない点で他人とはおもえません。
やはりMの主人公だと好かれるんでしょうね。
恋愛だけ上手くいかないだけかもしれませんが。


スカーペッタは前巻(の下巻)ラストでシリーズ最高に幸せだった筈なのに、
新刊ではまーたすれ違ってるしい。
ヒロインなのにここまで幸せになれない主人公も珍しいのでは。
姪のルーシーとも距離保ちすぎてて踏み込んでってないし。
マリーノは相変わらずべたべたですけど、それすら信じられなくなってるような不安定なスカーペッタ。
ルーシーはまだ20代だったんですねー。じゃあ特定の彼女はまだかも。
そーれにしてもスカーペッタ、男選びはいいのに男運は悪いな!
いや、これだけ不安定にさせられるっていう時点で
選びかたも間違ってるか?


スカーペッタみたいになりたーい!とおもってましたが、なってるな…。上記の点はな。