『要塞学園 下』豪屋大介富士見書房


今作は長く感じました。
いつもならエロでザーっと読ませてくれるのに。
一人の奴隷を執拗に狂わせるエピソードがなかったからかな。
やはりゾンビだけに一人当たり数回しなくてはならないから、頁も必要だったんですね。


この感想が誇張なんではなくて、これがライトノベルの範疇に収まらない作品なんです。


これから愛奴も増えて行くのでしょうが、どうやるのでしょう。
また一人一人…?時間かかりますね。
あの物質を使っても…更に強力になるとか。でも空気感染だけじゃ文面が艶っぽくないわけですよ。


女性読者にはかなり受けが悪いこの小説ですが、
相変わらず嫌いじゃないので『A君の戦争』も読もうかなと。
多分クロくんと似てる人を知ってるからでしょう、読んでるのは。


でもどこが女性を馬鹿にしてるのかイマイチわからないといったら
田嶋陽子先生にビンタされますかね。
一夫一妻じゃないから?
そんなの良い遺伝子に雌が集まるのは当り前じゃないですか、
という立脚点が違うわけでしょうか。