『耽美生活百科』楠本 まき 集英社


『Kの喪列』を読んでいると、その描線の細かさと的確さに自分も痩せそうな気がしてくるので持ってましたが、その本とこの『耽美生活百科』は持っています。



表紙も非常に美しい、流石写植をご本人が貼る方だけある…。
元々、知人がエステティシャンで人手が必要な時にリフレクソロジストとして仕込まれていたので(そこで漢方医の資格者に解説してもらい希望者に石鹸を分けていた、薬事法があるから)アロマやハーブ等は馴染みがありますが。
イギーポップへの愛、mac、倫敦と独逸の旅行記、そして「マキでもできるチーズフォンデユ」(私註:これは雪印のでつくらないとだめ。他社は味がプロセスチーズのよう。製造法が違うらしい)、断髪式と刺青、『CUBE』(私はこの評論で観る気になったので)、美味しい日本酒の見分け方…購入してから4年経て読んでも愉しいです。


中井英夫ファンならお勧めです。