こんな時間に図書館

michiru72004-10-10



「QJ」インタビュー抜粋がありました。でもガモウさんがB型とは書いてないな。
私がB型なんでB型集めが好きなんですよ。ハイ。


沖方丁&乙一らの座談会も収録なし。確かに18頁ありますからね。


今日は7時に目が覚めてしまい、雨が降っていないということだけで洗濯を実行し9時過ぎてからのんびりチャリで図書館へ。
以前休日にチャリに乗るところを大家さんに見つかり「どちらへ?」と聞かれたので「世田谷の中央図書館(と目黒の八雲図書館)へ」と答えたところ「まあ!凄い!勉強家なのねえ…偉いわ…」とどうも皮肉が混じっていない様子で感嘆され「えっとう、読んでる本は別に学術書って訳じゃなくてえ…」とも言わず「本が好きなんです」とだけ答えて以来、朝の挨拶はかなりに良好。私が犯罪を起こしたり巻き込まれたりしたら「休日も図書館に通う真面目な娘さんでした」と言われるだろう。読んだ本リストを見られたらクロ扱いは必至ですが。



栗山千明のような前髪があってロングストレートの女性に弱い(広田玲央名吉川ひなのやプリンセスなんたらまで)のでついつい教育テレビを観てしまう。綾波のフィギュアを持参する栗山…。司会者の二人が一番ひいていた。
今まで観たのは『キルビル』と『バトルロワイヤル』位で普通の演技をする彼女には別に興味がなく、写真で充分なのも分かった。ええとねずみっこクラブに出てませんでしたか?やべめ写真集岡山市丸善で観た気がするのですが。


無論、前髪があってロングストレートの髪型には何回か挑戦したことがあり、7年間髪を任せていて、いつの間にか、仕事や恋愛の状況まで把握されかなり的確にも見抜いて居た美容師に「ミチル(仮名)さんは、ストレートも長いのも似合わない」と薄々分かっていたことをばっちり指摘されたのです。何回か不承不承、やってくれたのですが、その次の回にいくと「あ、やっぱり飽きました?」なんて言っちゃってくれたなあ。
その人はプリティー・ウーマンの娼婦なみのぐるんぐるんなゴージャスパーマをかけてくれました。過去型なのは、もう東京に居ないからですが。


今日、10年前のタイムカプセルが届いた。
中には広田玲央名ヌード写真集やらアラーキものやらあがた森魚のCDやら句集やらモノポリーやら詩集やら…ですが、とっくに失くなったと諦めていたものが段ボール4箱届いたので唖然。ヤマト運輸の人が4次元からの使者に見えました。


取敢えず、EGGSTONE 『IN SAN DIEGO』を聴いてますが、10年前でも口ずさめますね。EGGSTONEもう、活動してないのかな。カーディガンズはメジャですが、これが良い!と言ってくれたのはMONSTERSの管理人さまと故郷の友人しかいない。その故郷の友人とは音信不通が7年程続いてますが。それは私があまりにも転々と生活しなければならないから(夜逃げしてるわけじゃありませんし他人名義で生きてる訳でも在りません、住民票は提出してます)なんでしょうが、去るものは一切追わないので。どっちかが無理する関係は好きじゃないから。


いや〜

I'm the king
The king of the sun

なんて歌ってくれるアーティストはいない…!
声が超キュートでもあり「北欧では本当に太陽が大切なんだなあ」と思ったり、バカサウンドって貴重だよなあと感慨耽ったりすることしきり。ちなみにタイガースはバカサウンド(誉め言葉)ですが関西ジャニーズの皆さんのはバカサウンドじゃありません。天然さがポイントね。「世界はボクらを待っている」程の。(大井武蔵野館まで観に行ったけど、観といてマジで良かった)


音信不通の友人はEGGSTONE来日時は六本木までライブハウスに行った仲だったのに、途中でコクトオ映画祭初日に向かってしまった私にかなり肚を立ててたので…。


しかし、10年前にはまってたアイテムまで揃っちゃって、ますます一人暮しの要塞が堅牢になっていくんですが、どういう時の流れなんだろう。
観た覚えのない映画パンフやKー1`96のパンフにフグが載っていたりして本当に記憶は仕舞ったまま忘れる事が出来るんだなと実感。本当に失くしたくなくて2冊購入した『GO WEST』なんかは小さいので捨てられたようだ。誰かに。何せ自分で部屋にあるものを梱包させてもらえなかったのでFSSなんかはかなり捨てられてる。
ルイス・ブニュエルの『幻影は市電に乗って旅をする』なんてパンフじゃなくてコピイ一枚だけど、気怠さと夜なら何が起こってもオッケイみたいな雰囲気が好きでした。


殊能将之氏のサイトでルビッチ論がある。

ロマンティックコメディの三大巨匠について考えてみると、まずエルンスト・ルビッチは「スケベ」である。こんなエッチな映画を撮る人はいない。もちろん、ヘイズ・コード全盛期の映画監督だから、女性のヌードも映らないし、ベッドシーンもない。にもかかわらず、めちゃくちゃエロいのよ。まあ、見てごらんなさい。
 プレストン・スタージェスは「奇想」である。この人はとにかく発想が命で、アイディアがおもしろければ、映画もおもしろい。アイディアがいまいちだと、あんまりおもしろくない。
 ビリー・ワイルダーは「人情」である。だからこそ日本人に最もウケる、とかつては考えられていたが、現在はどうだろう。ワイルダーの人情は共同体的なもの(小市民たちの人情の機微とか)であって、現在の特に若い人たちはもっと自己愛的な情感を好むような気がする。ダメダメなぼくちゃんを限りなく無償に愛してくれる人がいるのよ、みたいな。