『熾火』東 直己 角川春樹事務所1,890円(税込)

私立探偵・畝原のシリーズ。
ですが東 直己氏の作品はこれが初読。


文体も熟れていて読みやすく、ネタが強烈過ぎる(ラストまで) のでもう止められませんでした…。


どこの自治体でも、福祉関係の職場は、たいがい、人間のレベルが低い。一般常識や礼儀を知らない、きちんとした喋り方ができない人間が多いものだ。


ここまでハッキリ書いて大丈夫?

犯罪の被害を受けた時、余りに警察が冷淡なので、驚愕するだろう、とは思う。
警官は、当然だが、被害者の心を癒すために存在するのではない。
犯罪者を検挙し、成績を上げ、昇進するために存在するのだ。


実際、女性が夏によく被害にあう件で警察を呼びましたが、ホンット「ただ調べるだけならメール寄越せ」という位、変に含みがありましたね〜。まるでホステスの質を比べるように!純粋に調べろよ!出来ないならせめて婦人警官を呼ぶくらい頭や心を使え!


痴漢に遭った友人は同じ区域で「髪が長くて綺麗だから仕方ないね」と交番に駆け込んだ時に(私も一緒にいた)言われたし。
それは練馬区だったのですが、こんな区に区民税なんか払ってやるかと二人とも引越しました。とっとと!
引っ越ししたらなにもない(笑)実はあの区域の警官が仕向けてたんじゃないかという位。
笑えない「冗談」であってほしいです。


静岡の警官は良い人が多かったけど、練馬区はサイアクでした。


まあ、警官に嫌な目にあった人はかなり読みやすい本です。