『父の海、僕の空』

メールを下さった方が関っているので、観てみました。
普段は24時間TVは殆ど観ません。あの異様なテンションや偽善マラソンが嫌いです。そしてラストには疲労困憊しているキャラたち。そんなのを週明け直前に観たくないです。


ドラマ自体は山崎努氏のドラマだなと感じました。山崎氏はマルサ以降いつもネット帽を被っていらっしゃるような…。扱っている内容が「癌」に関するものだったので、観ていても多少辛い…でも日本人の死因の3割が癌だから、日本に生きている限り、というかこれからずっとこの話題は消えないだろうな…と「母そっくり」の滝沢氏を観ながらなんとなく
思いました。「家」の感じや家具が良かったなあ。ああいう色調で落ち着いた家が好きです。
実話というのが、また凄いです。


ドラマが終わった時、あれ?これで終わり?と思って観続けていたら、黄色Tシャツを来た人たちが「良かったですね」「考えさせられますね」と口々に喋り出し、閉口。
何を考えたのか、一人で壇上に立ってBGMなし原稿なしで話してください、と突き付けたくなるようなノリ。彼らは楽屋で寝ていて、時間が来たら起こしてもらってるだけじゃないか?としか思えない。もし観ていてアレなら、よっぽど感受性も想像力もないんだろうとしか思えない。

こういうことを感じるのが嫌なので、あまりTVを観ないのです。