『六枚のとんかつ』蘇部健一2002/01講談社 (ISBN:4-06-273127-4)

脱力

寛容を学ばせてくれる本だ。
2chの噂通り。
てっきり元ネタ占星術殺人事件を知らずに書いてしまった本なのかと思っていたのですが、ばっちり知っていて書かれた作品だとは。

メフィスト賞を全部読む暇があるなら、ミステリーランドを読むべきだな。

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山下書店にやっと『世界音痴』と『もうおうちへかえりましょう』が並ぶ。
つい「遅いんだよね」と呟くと店員さんがいた。いいの聞こえるように言ったの。
だって発売日になかったじゃないの。
でも地元の住吉書店では未だに穂村のほの字もない。雑誌ではお見かけするのに。Y.B.も住んでいる町なのに、彼女の本は常に平積みなのにアンテナが鈍いぞー。トホー、Book1st.これからも通わないと。これが山手線内の書店の現状でしょうか、全く。


青空なだけで元気3割増。火曜日は残業せず21時まで開いている図書館へチャリで行って1週間分の本を借りて来る。豆腐屋の角から3軒目なのだ。

ミドルセックス』と『バイティング・ザ・サン』がね…あまり進まないんですよねー。あああ『宇田川心中』と『ワイルド・ソウル』の日本人勢が追い越してしまったよ。で日本人以外駄目なのかなとちょっと『ナイン・テイラーズ』に手を出したらのっけから食いつかれた予感。いいやもうう…面白い作品から読まないと時間が勿体ない。


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