『ふらんす物語』1909年発表(1951/07新潮文庫)永井荷風


荷風にとって浅草もふらんすも変わらない、ナンパ旅行記永井荷風の『ふらんす物語』。
これ、どーしてそんなに女が釣れるのか不思議で仕方なかったです。そんなにラブ アフェアが誰でも可能だったのか、文章にないところで金を匂わせたか、ふらんすの女が孤独を病的なまでに恐れたか。永井がむっちゃくっちゃにふらんす女にアピールできるフェロモンの匂いだったか、うむむ。

1909年に発禁処分受けてますから、一応有害だったってことか?



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有害図書活動、まだありますね。(もしかして盛りあがってきてる?)地元の書店にはあまり置いてないですもの。TSUTAYA渋谷にあるよーな漫画コ−ナがない。

『卍』はいいの?『源氏物語』も良いんでしょ?
アダルト漫画を取り締まるよりも、夜回り先生を増やした方がずっと良いとおもう。

スト−カーだろ?って世界名作も多いですよね?『嵐が丘』とか。