『おもいでエマノン』梶尾 真治1983(1987/12)徳間書店(2000/09 徳間デュアル文庫)

NO NAMEを逆さ読みしてエマノン
「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」

「さかしまエングラム」が大変恐かったです…。

2000年版のイラスト、鶴田謙二の女っていつも同じだし、表情無いし、腰が重そうだから『スカイ・クロラ』もましてや『エマノン』もぜんっぜんイメージじゃないのですが、作者が許可するなら仕方無い。高野文子のすっきりした1987エマノンから入った人間だからさ〜。中学生で刷り込まれたからさー…ぶつぶつ。

これ、今読んでもSFの設定がちゃんとできていて、またエマノンも破綻していないので(解説の大林宣彦は破綻してるようだが)安心。

わかつきめぐみが好きで単行本で紹介されていたので『地球はプレインヨーグルト』(1979/05)早川文庫の大名作
「美亜に贈る真珠」でリリシズムの意味を知った私は星新一が、褒める前からカジシンぞっっっこんLOVEでした。

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「おすすめのラヴスト−リイ」ってありますか?
と、聞かれる。聞かれて当然ですし、回答も用意しておくべきなんでしょう。

中田英寿の数年前の公開メールで『冷静と情熱のあいだ』の感想があり、
「良く分からないけど自分も何時かこんな感情を経験するのかな?」みたいにかいてあったので、「イタリア女性と毎日ハグしてキスしていてもこんなもんなのか…?そうか…」と笑えたのを覚えています。(その後、風呂にアロマキャンドルを浮かべてますよ、なんてインタビューを聞いて仰け反る。オネエ属性も有?)
私の最高のラウ゛スト−リイも…ついついFSSから検索しそうになる時点で意味無しで、咄嗟には大島弓子よしもとばななしかおもい浮かばない…私って少女マンガだ!カイエンだって少女漫画型ヒーローだし仕方ないですよね。

メールで反響が異様にある『電車男』。そりゃ、電車だったら私だって好きさ。エルメスが振ったなら「いっしょにプリキュア観ましょ」とメールする(その後、仕事に行きますが)。
女性と食事したことないって人は会社に居れば嫌という程、食事くらい一緒になるとおもうのですが…。