『ラッシュライフ』伊坂 幸太郎2002/07新潮社


『ラッシュ ライフ』は途中で読んで止めたのをもう一回読みました。
構成は頑張っているんですが、表現と文章が滑らかではなくて読み辛かったです。
ちぐはぐ。
その為、ラストのカタルシスがかなり減ってしまいました。

伊坂幸太郎のパズルは良いがつなぐ文章が息切れがちなので、あまり好きじゃない、なんて言っている人がいない。私しか。ラッシュライフ』しか読んでないが。
どのサイト見ても、らぶらぶ伊坂なのだ。しかも賞は総ナメだ。がっくり。

なら私は、アンチ伊坂でいこうかなー。
そして中国人のように「真ん中」で何か大声を出す本も読まない、映画も観ない、でいこう。
前回の芥川賞の二つもしかり。

サトエリジョージアCMに出ていて肌が汚く品も感じなかった為まさかハニー役と同じヒトだと、メールで教えてもらう迄気付かなかった…そんな私なら可能だ。

イマイチ伊坂の貴方と貴女のメールを求ム。

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大島弓子の素晴らしいタイトルといえば『夜は瞬膜の彼方』『F式蘭丸』『リベルテ144時間』『夏の夜の貘』まだまだあるし、全部素晴らしかった気がする。
そして『バナナブレッドのプティング』『ダイエット』の2作は「もう、自分はこういうのに感動するんだから、それを受け入れていこう」という2作です。
大島弓子を好きな人で幸せな結婚生活をしている男性って森 博嗣しか知らないぞ。
坂本龍一も、まあ…。森先生の方が幸せだろう。不倫してないし。それが基準か。



最近、自分の周りに幸せな結婚生活をしている人が居ない事に気付く。これはやばい。職場を変えるのは難しいので、自分の身近なところから…。
少なくとも、幸せな人の文章を読もう…としても…割とないんですよね。そもそも三次元で幸せな人が二次元や他の世界に行くか?
でもバスタードの萩原一至も結婚したらしいし。冨樫とか荒木とか…お、ここらへん読むか。出来れば子どもがいる家庭がいいんだけど。
小説では滅多にいないんですよ〜。島田御大もなかなか強烈な女性不信だしさ…。コーンウェルも駄目。助けてグレッグ・アイルズ!いんやー墓穴だなあ。