『太郎に訊け!〜岡本太郎流爆発人生相談』 岡本太郎2001/05青林工芸舎

高校生から二十歳位までコクトオ、ピカソ岡本太郎辺りが非常に好きな時代がありまして、その時代に勢いで。
岡本太郎は老後のエピソードも凄いしあの母との関係も「よく構築したなあ…」と感服です。プレイボーイで連載していた青年相談が熱く、魂が焦がれて以来のファンです。編集者がたじたじになって太郎に質問していた。私でも「なんつー馬鹿な質問を!」と思うくらいだったから太郎先生は爆発しまくっていた。
『太郎に訊け!―岡本太郎流爆発人生相談』です。高校生のときに古本屋で購入しましたが、改訂されて再出版みたいです。1〜3巻まであります。
そういえば、学生時代「好きなタイプは?」と聞かれて「岡本太郎」と言っていた私…。
今は「吉田茂本田宗一郎」せめて生きている人間の名前を言おう。

*26歳にもなって童貞?それはむしろ異常だ!
*傷つくのを怖れるな、自分から進んで傷ついてやろう!
*人類全体のことを考えたら、幸福なんてありえない!
*勝って結構、負けて結構。ただし全力をつくせ!

至極当たり前でしょ?
出来るかと言われると、難しいことですが。


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水曜の『相棒』が終わってしまったので、TVを殆どつけない生活に戻る。
白い巨塔』の里見は良かったなあ。若い女の子に特に人気だ、里見。

【役者の面構え】
『カル』観てから『シュリ』観ました。主演の人(名前挙げの面倒)は決して格好いい面構えではないのに、映画の2/3を過ぎるとこの上なく好い男に化けているのが良いですよね!こういうのが俳優、女優魂です。
日本でも『トカレフ』の大和武士を観てもそう感じたのを思い出しました。
最近では『英雄』の主演も…。

終わって久しい『ラストサムライ』は渡辺謙は観たかったけど、ううー…小雪が観ていていつも「煮え切らーん」と感じるのとトムが格好いい役なので多分DVDでも観ません。トムはもう枯れた演技をしてくれないと!!『マイノリティ リポート』はとても情けなくて似合っていたのに…。
ショーン・コネリーみたいにバンコラン並みの眼力で、マダムキラーってのも有りですが。しかも年を取ってからの方が男前になるのが!髪の量は関係ない!!
彼以外の007はサラリーマンみたいで、どーもダメだ。安いんだよ。