『七回死んだ男』西澤 保彦1995/10(1998/10)講談社

西澤作品、最高傑作だそうです。
私の中では『依存』と『ファンダズム』が印象深い作品ですが、確かにSFテイストの見られる作品の中では一番しかけがシンプルかもしれない。
ちなみに一番好きな作品は『両性具有迷宮』です。え?もういい?

この『七回死んだ男』あっさり私も騙されました。
西澤作品って「ふふふ、この位の謎なら解けるぞお」と1回思わせて、きちんと安心させてまた、オトすって事が多いような…気が…しません?

西澤作品のSFはいつも斬新で面白くて嫌味がない。
山口 雅也の『生ける屍の死』に触発されて、かような趣きの作品を書き出したらしいのですが、私は『生ける〜』より好きですねえ。(『マニアックス』と『ミステリーズ』の出来には惚れ惚れしましたが)キャラもボアン先輩役がちゃあんと居るし。

4/28には『いつか、ふたりは二匹』ミステリーランドから発売予定だそうです。なんだろ、この二匹って?

西澤作品はMYSCON読書会の題材にはまだなってない。MYSCONの現在のお勧めは「推理戦隊MYSCON-V (期間限定)」です。苦手なライトノベル・ミステリもそろそろ挑戦せねばのう。

主人公のオバさん…※最近あった事件のようにならずに良かったですね。

横浜市内にある神奈川県立高校の男性教諭(28)が、以前勤務していた公立中で知り合った高校1年の女子高生と約1年間も同棲していたとして、懲戒免職処分になっていたことが3月24日までに分かった。
 県教育委員会によると、男性教諭は平成14年に勤務していた中学で、女子生徒とメールアドレスを交換するなどして交際を始め、性的関係を持つなどしていた。 教諭は県立高に異動し、女子生徒は別の高校へ進学。昨年5月から今年の3月上旬まで、2人は横浜市内の教諭の自宅アパートで半同棲状態となっていたという。 女子生徒は家族に「友達の家に泊まる」と話し、教諭宅にほぼ毎晩泊まり、早朝に帰宅する生活を繰り返していた。
 この教諭は中学時代の別の教え子ともメール交換などしており、今月上旬「エッチはまだなんだ」などと卑猥なメールを送られた教え子が関係者に相談したことから同棲も発覚した。 教諭は「自覚が足りなかった」と話しているという。 (夕刊フジ3月24日の記事引用)