『経験を盗め』糸井重里(聞き手)2002/08 中央公論新社

普段は全く知らない世界。
触れていても、氷山の一角でしかないのを「氷山」だったのだと気付く、アプローチの本。
書評では糸井さんが相変わらずあざといとか、人の褌で相撲をとか言われてますが「自分」を線引き出来る人なんている訳ないし、紹介してもらえる機会を喜ぶ方がずっと良い。だってこの本面白いんだもん!
特に面白かったのは、独身のお話、墓のお話、食べ物のお話、旅のお話…ほぼ日でも読めます。婦人公論でも連載中です。そうそう糸井さんを稼がせるのがムカつく!なんて方は図書館で借りて下さい。今なら狙い目、すぐ借りられます。

私は言うまでもなく、ペットのお話(石川良輔・杉浦宏・糸井重里)で泣きました…。上野公園いいなあ…。上野公園といえば吉田茂と孫(といっても麻生太郎)の写真なんかも見たことがあって、あのショットだけでもアラーキー激写?というくらい情感に溢れていて…素晴らしかったなあ!

怒羅喰餌七に数カ月振りにはまり、やっとディスク交換したところです。いやー、この位シンプルでないと、続けられませんわ。