『ZOKU』(森 博嗣2003/10光文社)

のような悪戯を仕掛けるでしょうね。悪意も多少は効かせて。
「みてろ〜絶対仕返してやる〜」

私は余り、若い作家には興味を感じません。そのため、最近はDONユT TRUST ANYONE UNDER 40って感じです。
年を取ってどんどん図太く生きていく作家のほうが好きです。作家なら谷崎、政治家なら大器晩成の吉田茂
川端作品なども嫌いではありませんが、何があっても生きる!というのは、人間の尊厳だとおもうので。作品を書くかかない以前に。まだ活字になる前の町田康のように。

閑話休題

若い作家の苦手な点
1)自分がかつて感じたことがない感情が表現されていると口惜しい。

「負けた」とおもうから(笑)。余りないですけど。

2)自分が世界の被害者であると意識が強い。

この世には、加害者も被害者も存在しない。
偶然にもその人間に振りかかった不幸・悲劇ではない。
人間として生きていれば、起こる出来事というあたかも法則のような筆致にまで昇華していないと、唯の「誰も聞いてくれないから書いた」自費出版私小説になってしまう。私にはプロフェッショナルではないということ。

幼い頃は自分の家を通してしか社会が分からないので不安だらけですが、社会に出て体当たりしてくうちに「社会=自分」になってくる。
子供は親次第だから、コピーになるのは仕方がないけど、親が気に入らなければ、親を超えるしかない。
忌避したり、忘れたり、葬るのではなく、稚いころに感じたこころが拒否する部分を超えるしかないのだ。
それを描いての成長もの、として読んでます。

(なんかまともな文章書くと自分で驚くな。スマックぶちこんだ甲斐が。)



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日記を観ていただいて皆さんからお勧め本とか映画とかメールで頂くのは本当に嬉しいです。有難うございます。

人によっては親しみの表現かもしれませんが、どうしても駄目な事があるので一回だけ書きます。
「満ちる」って呼び捨てにしないで下さい。

それがハンドルネームだろーと本名だろーと,例えネカマだろーと呼び捨てにされても嫌悪感が湧かないのはある程度の親近感が湧いてからです。

そしてそれは一方的なものではあり得ません。
初回から呼び捨てにされるのは(私は)日本国内のプライベートでは有り得ないのでお止め下さい。

こういったことを含め、私の感じるマナーを踏みにじる方への返信は当然致しませんのでご了承下さい。