『暗いところで待ち合わせ』乙一2002/04幻冬舎 。

てっきり親の目を盗んで逢引するゴスな2人の話かとおもってました。勘違いの浅いうちに読んで良かったです。しかも「ミステリ?→ヒューマンドラマ?→ミステリ」という変転も味わったし。

やはり若い作家の方の爽やかさとナルシズムはありますが、くどい程ではありませんでした。
そして自分もかつて学生生活で経験した葛藤や無力感、人との距離感と立ち位置の難しさを思い出しました。

今の私が男主人公の立場なら、