2004-12-28から1日間の記事一覧

『妖雲の舞曲 デルフィニア戦記11』茅田砂胡中央公論社

王妃の考え方は非常に健全なものに思えるのですが、やはり貴族や王制からするととんでもないらしい。この巻から「異世界」の存在が更にクローズアップ。 どうか18巻の半ばでリイが居なくなってしまいませんようにと祈る気持ちはあれ、並ぶ表紙を見ると、割と…

『憂愁の妃将軍デルフィニア戦記10』茅田砂胡中央公論社

こ、国王拷問されてます。 でも脚切断等には至らず…一安心。それでも絶対にリイが助けに来る筈、と思いきや…。ラストは「こんなとこで終わんな!」と読者なら皆おもったはず。

『ブギーポップは笑わない』上遠野 浩平 メディアワーク

上遠野氏の力量は凄い。 舞城氏なみに持ち上げられても良いのではないか。 一つのできごとを多くの視点で語る手法は99年から確立してるし、登場人物の高校生である彼らが一人残らず自らを客観的に見ているので、読者がツッコミを入れる必要が(さほど)なく…

『龍臥亭幻想 上』島田荘司光文社

あの石岡君が50過ぎか…。『異邦の騎士』がねえ…。 そして私も高校生の頃の友人に『占星術殺人事件』と『死体は語る』を読まされて幾星霜…。オヤジ臭が漂っていたカッパノベルズの表示が綺麗になっちゃって、おかげで新刊とは思わなかった期間がありました。…

君が世界だと気付いた日から

やはり今頃になって近所の書店に『ライトノベル☆めった斬り!』が入荷されてきた。遅いよ。20日過ぎてますよ。 ここは漫画特集の棚が3ヶ月変わらない恐ろしい書店なのです。 ジョージ朝倉はいいんだけど、『ハッピーエンド』も置いてない特集なんて…ねえ。『…