『スカーレット・ウィザード 1』茅田砂胡 中央公論新社 

通院


茅田氏のデルフィ二アがフルタイム勤務でも1日に3冊読める面白さだったのですが、違うシリーズは多少不安だった上に、カヴァの絵が「魔法使い?」っぽかったので、不安がありましたが、夢中で読み通せる本が最近なかったので、やはり作者読みに戻るかと。


読んでみたら、リイみたいな一筋縄で行かないキャラクタでホテルの最上階をレーザで切り取ってしまったのには…。


ハーレクインを目指したそうで、(私の)「面倒な女性にイイ男が振り回される」という定義には合致してます。
ハーレクインもやおいも女性のファンタジーなんですが、両方イケる人はまだ数名しか知りません。でも世界観は同じかと。性別は違うけど。


作者自身が後の5巻でSFふうハーレクイン・ヴァイオレンス・ロマンスって言ってますね。ぴったり。