『バナナブレッドのプティング』大島弓子 小学館

バナナブレッドのプディング (小学館文庫 (726))



「バナナブレッドのプティング」少女漫画ですが、ここまで鋭角的に「少女」を切り取った作品はない、でしょう。


「ヒーヒズヒム」彼女の為に彼女の憧れのスタア(D.ボウイ似)に扮して生活する男の子の話。苺と乾麪包(ビスケット)を交互に食べると?私は試してしまいました。


「草冠の姫」理想の姉を持つ少女と両親と年齢が離れ過ぎているため両親をあえて祖父母として振舞った青年(同い年でも精神年齢が違うので)の恋の話。


パスカルの群れ」は非常に明るくて前向きな作品でした。なんて女の子も健気なんだ…そしてそのお父上も!!パスカルプラトニックの話、ということにしましょう。