『神様ゆるして』比古地朔弥 ビー・エス・ピー 


「兄と妹、禁断の愛の顛末」といってしまうことも出来ますが、比古地朔弥氏の漫画がそれで終わったら『ラヴ・クラシック』は描かれてない訳で。


「裏返しの『火垂るの墓』」と呼ばれた方がいらっしゃいますが、そう言っても差しつかえないでしょう。
よくこんな辛い(ラストもふっきろうとしても「いやーそれじゃあふっきれまいよ…」と言いたくなる)の書けたなあと感心したら、後書きで納得。


兄妹もの好きな人の踏み絵となる作品…かもしれません。