笑える話ばかり続けられても

やはり高校時代の友人には見通されてますです。
「相変わらず趣味の世界をディープに進んでいるんだね。」


前回の帰国時には『すべてがFになる』の漫画版を
「飛行機に置いていっても良いから読め!」と強引に渡したんだっけ。
今回は何にしよっかな。


Tが帰国(?出国?)してしまって、ソクーロフの話とかロシア映画の怠気な美しさとか誰にも話せなくなって、そういう映画も観なくなってたんですね。
私は六本木でみてましたが、時間の流れる密度が濃い京都で観ていたTはもっと浸ってみれていたのでしょう。


デスノがネットでの映像と、中国で連載されているサイトを知らせてくれました。
あの夏の4コマ漫画も中国語になってますよ!!うわー素敵。うわー、有難うT。
さっすが私のツボ押し巧いです。
前歯が無いのも個性的でいい、という
パートナーもTの器に見合う、器の大きな人のようで羨ましいことしきりです。


「最近中国で見た映画の大当たりは『天下無賊 (No Thief)』という映画です。これは日本で上映されてもきっと歓迎されると思う。」
うわー、楽しみ…!!


Tは10年前トランクに入って運ばれたことがある私も知ってるし、
文化祭準備でウチに泊まりにきて勇次郎に歓待されたこともあるし、
かなり貴重な記憶を共有してる。はず。


ジム帰りの定食屋で、40代ゲイの二人が温泉旅行に行く相談。
「テツはそーゆうんだけどお…とかゆってて…ねえ、やじゃない?」
新宿2丁目でなく女子高校生でもないのに、
そういう口調で昼間っから定食屋で喋るのはマナー違反です。
「虫が飛んでるからテツに殺してー、いやーって。」


ここは昼にビールを頼んだという理由で再婚相手と別れるとギャーギャーわめく母の話を聞いたとこでもある。
「ワインやシャンパンなら良いのに」って…そういう店じゃないし。
お前は大竹しのぶか。
そういうことをする相手だということを見抜いてないまま突っ走るのは当人だけだっつー話で…いったい本籍にいくつ×をつければ気が済むのか、君は。
そういえば母はスカーレット・オハラが好きなんだった。
スカーペッタ好きの私と合うわけがない。


かように気持ちが荒んだ時には絵日記でもかいてみようかNEWへ。


鞄に本を入れて初めて入る紅茶専門店へ。
莓フレーバの紅茶に、莓のフリーズドライが乗ってるものを頂き、
可愛いのでウキウキしながら、アールグレイベルガモットの香りのバランスとか
ハーブのブレンドとか、烏龍茶のお勧め品「金萱茶」とか、そばの実の蜂蜜の味わいとか、TOKYU FOODSHOWの蜂蜜店の樅の木の蜂蜜は美味しいですよね、何故か頭がスッキリするんですよね!とか女子らしく話してて、自分でも、あーこんな一面もあったじゃん!というかこっちが本領でないと!!と久しぶりに噛みしめてました。
そうそうこれから春だし。
会社で花粉症の人や妊婦さんにお茶を煎れてあげてもいいか、とハーブを選んでました。
その時、鞄が落ちて、可愛いお嬢さんに拾っていただいたそれが『伝説の雀鬼』でなければ…。
しかも、保存庫の書籍で面白かった箇所や質問部に栞がいっぱい挟まって…。


今週の紅茶ネタとしたら『バキ』の梢絵のが、まだ救いがある。


友人の言うとおり「相変わらず」路線でいくべきなんでしょうね、一生。