ゲイもレズビアンもホモも偽装結婚もある。
あるけれど、それは主人公いちこのエピソードを派手にしたり、レズビアンになる言訳にしてるんじゃなくて、いちこが葛藤しながら相手のエリーを等身大で愛せるようになる過程を描くのに必要な設定なだけ。
線がしっかりしている絵なので、勢いや無鉄砲な感情の迸りや流される感じを確固として拒否して
「わたしはこれを選択するの」
という覚悟も毅さも線に現れています。
エリーが自分で選んで創った道も素敵です、誤魔化さずに生きるならこうする、と。
それが悲壮な決意なのではなく、二人もいちこの周りの人もLOVE MY LIFEだからこその決断。
