『スパイク』 松尾由美 光文社

松尾由美作品は初めてです。
しっかりした構造をもつSFで「おおっ恋愛小説にしては嫌味がないじゃん!よしよし」
とおもいきや…。

ええっそうなの!そういうんなの!?
そりゃ自分と恋愛したらライノベだ…(偏見ですか)
さりげなく、しかも美しいミステリでもあった訳です。
結末はせつないけど
ヒロインの毅さが美しくもなんとなくかわいそうでもあるけど、
隣にスパイクはいる。

『バルーン・タウンの殺人』も読んでみようっと。