『放浪の戦士 デルフィニア戦記 1』茅田砂胡 中央公論社

文庫版もありますが、イラストはイメージに合ってると思うので、こちらが好きです。
十二国記』ほど本格ではありませんので読みやすいです。
読者をふるいにかける心理葛藤も殆どないし。動きはあるし。
西洋系SFです。

とにかく何が今読むのにお勧めかというと完結してるということです。
しかも読む順番がわかりやすい!

「国」絡みなので私利私欲でなくて「国」の事を考える姿勢も良いのです。
(そういえばFSSの長所のひとつもそれ)

今、自分で書いてて「大義」好きなのに気付きました。
滅私奉公、実はかなり好きです。客観性を失わず変な方向にいかなければ。