『ビート・オブ・ハート』ビリー・レッツ 文芸春秋

『あなたのために』マット・ウィリアムズ監督/ナタリー・ポートマン出演で映画になったらしいです。
予告編だけ観たかもしれません。


味わいとしてはヴォネガット風になんですが、ヴォネガットと比べてしまうと激しさやスケールが劣るし、ほのぼのといってもそんなにほのぼのさは感じませんでした。
確かに、普通の人がされたら、もっと激昂するとおもうことはしばしば起こるのですが、ヒロインは割と自然に受け止めてしまうんです。それが器の大きさで性格がほのぼのなのかもしれませんが。


17歳のシングルマザー(という単語から連想される大変さとは縁遠いです)が7年間で友人や知人に囲まれて強く幸せになっていく過程が描かれてます。


そして彼女を捨てた男がどうなっているかも。