石鹸講義
会社全体の休みに巻き込まれて、明日から月曜まで休みです。
もー会社でてからダッシュで駅に走り、家に帰ってしまいましたよ、嬉しくって。
「やっりーー!」とか訳分からん呟きや叫びとともに。
実家がないので、好きな時間に起きて友人とあって色々作ったり読んだりして過ごします。
で、今日さっそく、作りました。石鹸。
ホントに作っているのか怪しまれているので、今日は写真もUPしちゃうぞ。これは後述レシピの5つめの段階です。透明のボウルの中にほんのりピンクの液体が分かりますか?これが石鹸です。
では、本日のお題は石鹸講義。
自分でもなんでこれはマメに作れるのか不思議なんですけどねー。石鹸屋で喰っていけるなら毎日撹拌するぜ、イエー。
本日のメニュー。「マカダミアナッツオイルの石鹸」
- 蘊蓄:マカダミアナッツは、パルミトレイン酸を20%以上も含み、皮膚細胞の祭生に大きな役割を果します。特に、加齢とともに減っていくため、老化に深いかかわりがあると考えられる脂肪酸。傷や湿疹でいたんだ皮膚の修復も助ける。植物油のなかでは皮膚に最も近いオイルなので浸透性が良くマッサージオイルとしても使用されている。
石鹸にすると薄いピンクで、オリーヴよりやや軽く、柔らかい使用感。
- レシピ:けん化率90%で計算しました。
- (上野のカワチヤで購入した)マカダミアナッツオイル(375ml)346g
- NaOH(苛性ソーダ) 44g
- 精製水 134g
- 作り方:
1.精製水と苛性ソーダを量ります。
2.苛性ソーダを精製水で融かし、38度〜40度に冷まします。
3.オイルを量り取り、オイルと苛性ソーダの温度をそろえ38度〜40度に両方とも合せます。(大切!!)
4.オイルに苛性ソーダを少しずつ注ぎ入れ20分撹拌します。
5.カスタードクリームのようになったタネをラップをかけて寝かせます。時々撹拌するとよいです。
6.1日程置いて、タネの表面に絵が描ける程になれば型入れです。緩ければひたすら待つのです。
7.型入れし、保温箱に1日寝かせます。
8.型から出し、1〜2日ほど置きます。
9.包丁で切れる位になれば、好みの大きさに切り分けます。
10.通気が良く、陽が当たらない場所にて4週間以上熟成させます。
11.さて、もう使用可能ですが、より使用感が良くなるのはここから2ヶ月待ってみましょう。固さが出て泡立ちが良くなります。