『クラインの壷』岡嶋二人 1989 新潮社


仕掛けは良いのに主人公のラストがノ。グレッグ・アイルズの作品キャラ並みとは言わないがフロドくらいには動いてくれよ。
やられ損だろ。
こんだけコストの高い仕掛けをして、全ては回収してないし。
『神のロジック・人間のマジック』(西澤 保彦2003文芸春秋)の仕掛けのほうが驚きなのも悲しい。

岡嶋二人作品初読だったのですが、次の作品には挑戦したくないです。
でも1989年作品の文句つけるのはフェアじゃないかなあ。


アメリカの指導者よ、イラクから手を引きなさい。さもなければ地上人間界は取り返しのつかないことになる。『アメリカが変われば世界が変わる』と人は言うが、アメリカはいつも不安・恐怖に脅えている。だから相手かまわず先制攻撃をかけるが、もう限界にきている。人を殺し殺される武力戦争には正義も正道も存在しない。天与による人間存在をないがしろにしている法則違反だ。いい加減に自国の傲慢さを正当化することは止めなさい。アメリカがイラクから手を引けば参加している国々も手をひく。そうすればいずれにせよ相手も落ち着く。イラクは人間の叡智の結集と世界の協力の中で自主主権国家として立ち上がる。これが地上人類・子孫のために必要なのだ。(中略)もう一度伝える。メンツを捨ててアメリカはイラクから1日でも早く手を引くことだ。アメリカが変われば世界が良くなる。アメリカにたいまつは受けつがれていく」
(2004年2月1日)

上記は至極真っ当な「声」だとおもったので一部略しましたが載せました。
私自身のものではないので「」で括ってあります。
(出典は…反響が大きかったらお伝えします。メールでは返答しません)
そのまま読んでいただければ特定の宗教を応援するものではないし、勿論私がア●カイダの立場を応援するものでもないことは、分かっていただけるとおもいます。
どちらかといえばアマテラス派。指導者は面子やプライドがあってはならないんです。

「政治家のために人の生命があるのではなく、人の生命の貴さを守るために政治家がいる。自然・人類・地球の尊厳が政治の基本であるはずだ。」