michiru72005-11-25

夕暮れなんですが、人が、門の前に密集しとります。

ライトアップされた天安門本職カメラマンさんに撮って頂いたのは、やはりキレイ…。というより、身長が20cm違うので見られる視界も違うんですね。

天安門 ::::::::::::::::

紅殻の城壁と瑠璃瓦に彩られた高さ33.7m、2重の城門楼で明、清代皇城の正門であった。1420年に「承天門」として創建されたが、戦火で焼失。1651年に再建され「天安門」と改名された。

もともとは皇帝の詔書が発布されるところであった。1949年10月1日、毛沢東によりここで中華人民共和国の建国が宣言されたことが有名だが、これも中国の伝統に従ったものであろうか。

実際、城門楼の上からみる天安門広場には圧巻される。そして室内には董希文(1914〜73年)による「開国大典」と呼ばれる建国セレモニーを描いた一枚の絵がある(2000年9月現在は展示されていない)。これは天安門に立つ毛沢東を斜め後ろから描いたもので、彼の左後方には劉少奇朱徳周恩来など建国の英雄たちが顔をそろえている。眼下にはまだ広場となっていない現在の天安門広場やあり、そこには多数の人民が建国の歓喜をあげている様子が生き生きと描かれている。なおこの絵は絵の中の登場人物か失脚するたび書き直しを命じられていたという。