『世界短編傑作集 3 (3)』編:江戸川乱歩 東京創元社

世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)


「堕天使の冒険」
(The Adventure of the Fallen Angels(1925))パーシヴァル・ワイルド

こういう地味な努力の後の犯罪って嫌いじゃないです。
なんとなく、司法試験受ける人の生活に似てるなと。
どこが面白かったの?と言われると、もしかして分かりやすかっただけかも。


ミステリ師匠は
「イギリス製濾過器
(English Filter(1926))C・E・ベチョファー・ロバーツ
もお薦めしてくれました。  


「二壜のソース」
(The Two Bottles of Relish(1928?))ロード・ダンセイニ


動機に全然気がつかないで、人に聞きました。最近お金が目当てってしかも200ポンドが20万位の価値に思えたので余計に、動機として認識できませんでした。
野菜ではなく肉にしか合わないソースを1週間空けて購入に行く…。そして無意味に
木を斬りつづける意味。


昔はこういう小説のジャンル名に「奇妙な味」っていうのがあって、あれ良い言葉だったなあ。と思うとして
ダールの『あなたに似た人』菊地成孔氏が挙げてますが、私はダールならこの『あなたに似た人』 よりもスワッピングのミステリオチがある作品が所収されてる他の作品集のが好きです。


ダンセイニファンの方の熱意。
権田萬治ホームページ Mystery&Media 「人を食った話  ミステリー雑学百科27」
ナムヌモ・ソース


クリスティ『夜鶯荘』って『レディに捧げる殺人物語』みたいですよね。
名香智子先生の絵でクリスティものとかみたいなあ。