『龍臥亭幻想 下』島田荘司光文社


吉敷と御手洗っていったって、御手洗のが絶対上ってイメージありますよね、読者は。


まあ御手洗はせいぜい電話なんですけど…。
里美がそんなファンとは知らなかった(忘れてた?)のもあるし、石岡氏の思わぬ侠気に驚かされたのもあるし、そんな暗くて切ないばかりじゃないなーと思っていたら。

男達の純情より自分のミステリ読みの腕の方がはるかに初心すぎました。

『疾走』も駄目だったけど、岡山の地場ミステリって…やっぱつきあいたくないです。
読んだ後、島田御大の本では当り前にあるのですが、ずうーんとくるものが。


浜松出身者にも知らなかった事がかかれてましたが、楽器工場などあったから、場所には困らなかったかも。