『ハンサムウーマン』1998/07ビレッジセンター出版局

9名の女性による作品集。読み比べて感じたのは「沢山作品を書いている人が上手」ということ。作品に雰囲気がある。そしてパターン化しているのかもしれないが、ちゃんとその作家のオチというか救いが出来ている。

大変エロティックなのを想像してましたが、肉感的なのは森さんくらいで、他の作家は…SFっぽいものが多い。斎藤さんのは色情的であってもあまり感覚には訴えられないかと。(「ツボっす!」という方には祝辞を述べますが)

同じ題材で男性が書いたら全然違うと思うのですよ。でも鬼六以外のパターンのものを読みたいです。

9人とは明智抄松本侑子菅浩江佐藤亜紀森奈津子小谷真理大原まり子・島村洋子・斎藤綾子です。